クルマユリは開花時期がが7月末ごろになるようで、いつも来ている7月半ばだと蕾ばかりを見ていて、咲いているのはあまり見たことがないのです。
大喜びで、何枚か画像を撮ります。
ところが、この先、ずいぶんたくさんのクルマユリを見ることになったのでした。アルプスにこれほどクルマユリの花が多いとは思ってもいませんでした。今回の山行でいちばん印象に残った花かもしれません。
雨の後で、ちょっとくたびれていますが、ツマトリソウも出てきました。
最初はミヤマカラマツとの違いが葉っぱを見ないとわかりませんでしたが、最近は花を見ればわかるようになりました。
気持ちの良い場所に差し掛かったので、休憩をとることにします。
結局、この辺りがシシウドガ原だと思うのですが、道標は見かけずじまいでした。私が部分的にショートカットして歩いたからかも知れません。
この付近は3年前と4年前に来たときはかなり広い雪渓が残っていた場所で、雪渓の縁にサンカヨウがたくさん咲いていましたが、7月末だと雪渓は跡形もないですね。
登ってきた小池新道の登り口辺りも良く見えていて気分爽快です。
ほんとなら穂高も見えるはずなのですが・・・・。
ひとしきり飲んだり食べたりした後、10時10分に出発です。
休憩してる間に、上のほうはすっかりガスってきました。
シシウドガ原を越すと、しばらくトラバース気味の歩きになります。
ここからがまた花が多い道なんですよね。
早速、キバナノコマノツメが出てきました。
6月末の東赤石以来ですね。
後で、群生を見ることになろうとは知らず、ここでずいぶん時間をかけて撮影してしまいました(^_^;
前に来たときにもここで見ているアカモノがこの時期になっても、ちゃんと咲き残っていてくれました。
でも、どちらかというと実になった株のほうが多かったようです。
こんな様子が見たくて、毎年、はるばるとアルプスまでやってくるんですよね。
後方から歩いてくる方も2,3人いたのですが、この辺になると撮影時間を取るので、先に行っていただきました。
やがてトラバース気味の歩きも終わり、鏡平までの最後の登りに差し掛かります。
弓折尾根側の山肌にニッコウキスゲがぽつぽつと咲いています。
このときはこんな小規模な群落でも見ると嬉しかったのですが・・。
ゴゼンタチバナ、ミツバオウレン、イワカガミは亜高山の3人娘と私は勝手に思っているのですが、そろそろ勢ぞろいですね。
ベニバナイチゴもここに来てようやく咲いている花に会えました。
花期が早いのか、7月半ばだといっぱい咲いているのですが、今回は咲いている花があまり見られませんでした。
キヌガサソウも群落で咲いていますが、花色を見るとほぼ終盤の花ですね。
この付近は前に来たときは完全に雪渓になっていて、雪の上を登った記憶があります。どんどん雪渓を登ってしまい、鏡平の小屋よりも上まで登ってしまい途中で気づいて鏡平に下ってきたということがありました。
今回は雪などどこにも見えず、すべて夏道が出ています。
道はところどころ木道になっていて、この辺りはクマの踊り場と呼ばれるところです。
4年前に来たときには後輩のYさんがこの辺りで熱中症のため歩けなくなったところです。
今回は私もほとんど寝ずに運転して来たので、だんだんペースが遅くなっているのですが、それでも曇りで気温が低いので、何とか歩けます。
この辺まで登るとオオバキスミレの株が見えますが、花は終わり、実になってます。オオバキスミレも雪解け直後に咲くスミレなんですよね。
残念・・・またどこかで咲いてるといいのに・・・。
前夜の雨のおかげでしっとりと美しかったです。
こんな見事な蕾もあって、これが全部咲きあがるとすごいでしょうね。
クルマユリって8月10日ぐらいまでは身頃なんじゃないでしょうか。花芽をずいぶんたくさん、あちこちで見ました。
オオレイジンソウは2年前に白馬~雪倉~朝日と歩いたとき、朝日の下りで見かけた花です。
ここ鏡平付近にも咲くのですね。
天気は曇りでしたが、花の撮影には苦労しませんでした。
チングルマやアオノツガザクラを横目で見ながら、逆さ槍で有名な池のそばを通過します。
3年前には見事な逆さ槍が見えたんですけどね・・・。
後半は花の多さと、睡眠不足の疲れからかペースダウンしてしまいましたが11時25分、鏡平の小屋に到着しました。
たまたま画像中央に写っている方とはこの後の西鎌尾根の歩きや槍ヶ岳山荘でも一緒になりました。
私と同年代ぐらいの方で、ごく普通のハイカーにお見受けしたのですが、後で1月の剱岳に登攀された方と知ってびっくりしました(^_^;