栗駒山荘を出発した後の28日の予定は、いろいろと迷いました。
まずは来たのと同じ道を引き返すと、平泉がすぐ近くなのがわかり、世界遺産に登録が決定されたばかりの中尊寺などを見学しようという心づもりでした。角館なども行ってみたかったのですが、翌日はまた長距離を運転して帰ることを考えると、二日続けて長距離運転は疲れそうなので、この日は厳美渓と平泉の見学だけをすることに決めました。
前日登ってきた車道を下っていると、ブナの名水というのがあって、お水の味見をしようと車を停めてみました。
ついでに名水の周囲を少し歩いていると、クロバナヒキオコシを見つけました。
クロバナヒキオコシは去年、山陰へのドライブでいやというほど見られたのですが、今年の秋は山陰の山に登っていないので、まだ見てなかったのです。日本海側の植物と聞いていますが、栗駒はちょうど太平洋と日本海の間ぐらいに位置します。
標高が高いのと緯度が高いのとで、花はすでに終盤という感じでした。
でも、今年は山陰に行く予定が特にないので、貴重な出会いとなりました。
これはヤクシソウのようですが、ちょっと精彩を欠いた姿でした。
この朝の冷え込みがきつかったとかそんなことが原因でしょうか。
ヤクシソウは先日の高知の山でも出会えましたし、四国の山では今から出会う機会も多いことでしょう。
ここは岩手側なので、須川岳という名前を使っています。
娘宅でも飲料水は天然水を使用しているようでしたので、ポリタンクを持参してなかったのが残念でした。
山間部を抜けて矢びつ温泉辺りまで下ってくると、いわかがみ平への分岐が見えました。
ちゃんと上下二車線あって走りやすそうです。
もっとも、仙台からいわかがみ平へ向かうには栗原市経由が早そうです。
ハゼの組み方が独特ですね。
調べたところ、これは棒掛けというのだそうです。
のどかな農村風景が広がっているので、少し横道に入ったら、こんな説明板がありました。
この辺りは荘園の遺跡なのだそうで、15世紀ぐらいまで平泉の中尊寺の荘園だったとか・・。
そして、この辺りの地形や景観は当時とほとんど変わってないそうです。
四国の稲田の風景とどこが違うかといえば、畔に真っ赤なヒガンバナが咲いてないのですね。
ヒガンバナってやっぱり暖かい地方のものなんでしょうか。
この後、道の駅でヒガンバナの鉢植えが売られていました(^_^;
シロヨメナなのかどうかは、私にはわかりませんでした。
渓谷というとずいぶん山奥かと思えば、全然違っていて、平野部にある渓谷です。
こんなにびっしりと花芽をつけたキッコウハグマが見つかりましたが、閉鎖花っぽい雰囲気でした。
厳美渓の名物といえばお団子らしいのですが、母と二人で一皿注文してみました。
左からクルミ、ズンダ、しょうゆらしいのですが、甘いものはどちらかというと苦手な私ですが、とてもおいしくいただきました。食感が仏の団子と違うと思ったら、うるち米を使用したお団子なのだそう・・。