11月17日、思いがけず、一人で香川~高知~愛媛~香川と四国の3分の2、いえ、それは大げさにしても四国の5分の3は走ってくるという、結構なロングドライブをしてきました。
この日は主人がゴルフ&飲み会で、夕食を作る必要がなく、帰宅が少々遅くなっても構わないという好条件…こんなチャンスは滅多にないし、その翌日の18日からは雨も続くし娘夫婦も帰省してくるので、願ってもないワンチャンスです。あまりに急な話で、いつもの山友達にも振られましたが、良いほうに考えれば、自分の気の向くままに走れるということです。
今回は自分の中では二つの案があって、一つは高知でムラサキセンブリを見てから徳島に抜けてナカガワノギクやヤッコソウを見るという案、もう一つは高知から西に走り、例年は足摺岬で見ているアシズリノジギクを愛媛の南端、高茂岬でアシズリノジギクを見るという案です。
結局、まだ走ったことのない高知と愛媛の県境を走ってみたくて、高茂岬に行ってきました。
トップ画像は海をバックに高茂岬に咲くアシズリノジギクです。足摺岬よりもアシズリノジギクが多いかもしれないと思いました。
山に登るほど早出は必要ないですが、それでもロングドライブになるので、自宅を7時少し前に出発しました。
前回、ここに来たのは三嶺に登った時ですから10月26日でしたが、その時は紅葉の気配は微塵もありませんでしたが、今回はPA内のモミジが赤く色づいています。
それに何より、外気温が低くて、外でコーヒーを飲めたものではありません。慌てて、車の中に入ってコーヒーを飲みます。
吉野川に近いせいか、冬場にこの辺りを通ると川霧が立ち込めていることが多いです。
山肌もうっすらと紅葉が見えます。
外気温は4℃。
ナンキンハゼが真っ赤とは言わないまでも綺麗に色付いています。
朝の光の中だと、とりわけきれいですね。
まだまだ花芽が多く、2部咲きとか3部咲きぐらいです。
香川の里山では、すでに満開を過ぎたであろうヤマラッキョウがまだ咲き始めです。
気温が川がの里山よりも高めなので、秋が来るのが遅いんですね。
ムラサキセンブリも見たかったのですが、ヤナギノギクがいちばん見たかった花です。
というのも香川にはこのヤナギノギクの母種であるヤマジノギクは見られるのですが、ヤナギノギクは蛇紋岩地にしか咲かないのです。
「発芽から開花まで数年かかることもある」とあります。
ヤマジノギクが華やかなイメージがあるのに対して、ヤナギノギクのほうは茎も葉も細く、「貧相」という言葉が当てはまるかもしれません。
花の時期がムラサキセンブリより少し早いので、ムラサキセンブリの咲き始めの時期だと、かろうじてどちらもまずまず綺麗な状態で見られます。
今回はそんな時期だったので、ツーショットがあちこちで見られました。
こちらはツリガネニンジンとムラサキセンブリ、それに何かカラマツソウの仲間の葉も見えています。
ツリガネニンジンも香川の里山ではそろそろ終わりの時期だと思います。
淡い紫色の花です。
針金のような細い茎ですが、しゃんと立っていて、植物なのに何か意志のようなものが感じられる不思議な印象のノギクです。
葉もずいぶん細くて短く、普通のキク科の植物の葉とはかなり違います。
去年までウメモドキをほとんど見たことがなかったのに、今年はウメモドキにずいぶん縁があるようです。
我が家のトサミズキはまだ黄葉する気配がありませんが、ここの株は綺麗な黄色に染まり始めていました。