伯州山と言えば、イワウチワの山ということになるようです。私は今回が初めての訪問ですが、山友達の方たちが以前からこの季節になると「伯州山、イワウチワ」と言っていたので、知識だけはありました。
この日のお目当ての花、イワウチワは、登山道を歩き始めて30分もしないうちに出てきました。
最初に見た個体は綺麗なピンクの花でした。
イワウチワは山野草のお店などで見たことはあったのですが、山で実際に咲いているイワウチワは大きいな~というのが最初の感想でした。イワウチワには何と言っても冬の間はたっぷりと積もった雪に覆われていて雪解けと同時に咲きだすというのがいちばん良い環境なんでしょう。鉢植えで売られていたイワウチワに比べるとはるかに生き生きとしています。
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ブナなどの落ち葉が積もったところからいくつも咲いていますが、Rさんの話では見ごろを過ぎているらしいです。
イワウチワの多いのは本来の登山道よりも周回コースに多いそうで、途中からそちらに入ります。
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ブナの株もとにイワウチワの葉が固まっていますが、惜しいことに花が終わっていました。
これで花が咲いていたら最高の被写体ですね。
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先ほどからスミレサイシンの花が終わった株が見えていましたが、ここでようやく綺麗な花に出会えました。
スミレサイシンは2年ぶりかな?
何しろこの日は望遠レンズしか持っていません(^_^;
花はまだ良いですが、風景を撮影するのに望遠レンズだとちょっと厳しいものがありますね。
Sさんは私たちが駐車場に車を入れたすぐ後に来られた方で、結局、この日は山頂までご一緒することになったのです。
兵庫の日本海側にお住まいの方で、氷ノ山や白山などに詳しいご様子でしたが、四国の三嶺にもおいでになったことがあるとか・・・。
山登りをするもの同士、山の話で盛り上がりますね。
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カンスゲの仲間はあまりわからないのですが、こういうものも綺麗ですね。
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この日見かけたイワウチワの中で一番見頃だったと思える個体でした。
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芽吹きが始まったばかりで、ホウを脱ぎ捨てているブナの新芽です。
いろいろな状態のブナを見ることができてラッキーでした。
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9時半ごろ、周回コースを回り終えて、もとの登山道に出てきたのは良かったのですが、沢の渡渉がありました。
石が置かれているのですが、雪解け水で沢が増水していて、危うく靴を濡らすところでした。
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ストックを置き忘れていて取りに行っていたSさんも少し増水した沢を眺めて、どう渡ろうかと思案されているようです。
そうはいっても、去年の夏の槍ヶ岳の下りで体が流されそうになる渡渉を経験したので、このぐらいは可愛いものでしたが…。
渡渉は2か所ありましたが、何とか3人とも靴を濡らさずに渡れたのはラッキーでした。
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しかし、渡渉を終えた後も、登山道がこんな風に雪にまだ覆われた箇所もあったりで、今年の中国地方の山は相当雪が積もったようです。
Rさんの話では、この時期これほど雪が残っている伯州山は初めてだそうです。
