筒上山の尾根の基部に着いたのは10時58分のことでした。
筒上方面に登る人はたいていトラバース道を利用するようですが、私はゴヨウツツジの時期だけは尾根道を登ることにしています。
この尾根道の取りつき付近でもゴヨウツツジが咲いているはずなので、早速、トラバース道を少しだけ歩いてチエックしてみました。
最初に見た株は、花つきが極端に悪くて、1株に数輪しか咲いてないという有様・・・。
それでも、咲いていてくれた嬉しさに気持ちが昂ぶります。
このゴヨウツツジ、真っ白の花色なのと、緑の葉っぱの中で咲くのとで、見た目にはとても美しいのですが、撮影は逆にとても難しいのです。目で見たときの美しさが、なかなか画像では伝わらない・・・。
左側に見えるのがトラバース道、右側に登っているのが尾根道です。
![]()
去年は尾根道を登り始めた途端、株全体が真っ白になるほど花つきの良い木があっちにもこっちにも見えていて、思わず歓声を上げてしまいましたが、今年は花つきの良い木がまるで見当たりません。
アケボノも裏年みたいでしたが、ゴヨウツツジも今年はやっぱり裏年のよう・・・。
何より良かったのは、咲き始めたばかりのようで、花がどれも初々しかったことです。
咲き傷んだ花は一つもありませんでした。
ゴヨウツツジの名が示すように、葉っぱは5枚です。
![]()
針葉樹の葉っぱや、ブナの幹などといっしょに撮影してみました。
![]()
この尾根道は、今でははっきりとした道で、迷うような場所もないと思うのですが、なぜか5mおきぐらいに赤テープがついています。
ちょっと目障りですね。
何年か前に一緒にこのコースを登った大学時代の山仲間のS君が、赤テープを取りながら歩いたことを思い出しました。取り去った赤テープだけで、直径10センチほどのボール状になっていたのです。
それなのに、今はまた赤テープだらけになっていました。
尾根道沿いはゴヨウツツジの株が多いのですが、今年はまるっきり咲いてない株や、咲いていても数輪だけの株がずいぶん多いようでした。
花つきの良い株はたまに見かけるという程度です。
でも、写真を撮るには困りませんね。
![]()
花つきのよいゴヨウツツジを見ながら、ここで少しだけ休憩することにしました。
朝は4時半起きだったので、何しろ、お腹が空いていますし、これからも300m以上は登るので、何か食べておかないと、空腹では登れません。
この日は、前日の夜にタケノコご飯を仕掛けておいてタイマーで朝5時に炊けるようにセットしていたので、お昼はタケノコご飯です。何しろ高知ドライブで買ってきたハチクが大量にありましたので・・・。
幹も良い雰囲気を出しています。
![]()
いつの間にか薄曇りになっていたのですが、陽射しが少し出てきました。
日が射すと、雰囲気が違ってくるので、またまたシャッターを切ります。
独特のまだら模様の樹肌が美しいです。
![]()
ナツツバキの木の上のほうを見上げると、すでに芽吹きが始まっていました。
何しろこの尾根の前半にはゴヨウツツジとブナが目立つのです。
そして、この辺りで、初めて、下ってくる人に会いました。
最初に下ってきたのは単独の男性でした。
![]()
花はほとんど咲いてない株ですが、これがゴヨウツツジの幹です。
樹高は高いものだと5mほどもあります。
幹はごつごつとして風格があり、松の幹に似ているので、マツハダとも呼ばれます。