012年、残雪の北アルプス、その10、クロユリ

アップダウンはほぼなくなったとはいえ、午後からの暑さで、さすがにYさんも歩くペースが落ちてきたようです。

写真を撮る私とそう変わらない速さで歩いているのは、私を待っていてくれたわけでもなかったようです。

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この雪渓では以前は子連れのライチョウが見られたのですが、最近は見なくなりました。

画像に撮り忘れたのですが、この後すぐに花見平に着いたので、10分ほど休憩を入れます。

去年は花見平と言う名の通り、お花畑が広がっていましたが、今年はまだほとんど花が咲いていませんでした。槍方面の展望もなくなったのですが、不思議と北や西の方角は良く見えています。

P7195367ウラジロナナカマドのトンネルを潜り抜けます。

そろそろクロユリ平かな?

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先ほどからちらほら見かけていたヨツバシオガマですが、綺麗な個体があったので、ここで撮影します。

白馬ではミヤマシオガマも見かけたのですが、この辺りはヨツバシオガマが多いです。

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6月に東赤石でいっぱい見かけたネバリノギランもこの付近で咲いています。

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ハイマツの向こうに半分ガスで隠れた鷲羽と黒々とした色をしている水晶の姿の格好が何とも良いですね。

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初めて見た年には、何という花だったかわからなかったコガネイチゴ・・・。

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クロユリ平は花見平より手前にあるような気がしていたのですが、実際は花見平より双六側にあったんですね。

何度も歩いているコースなのに、なぜか道順を直ぐに忘れてしまいます。(^_^;

5年前にはそれこそありがたみが薄れるほど咲いていたクロユリでしたが、だんだんまばらになってきています。

それでも、クロユリ平には50株ほどのクロユリが見られるでしょうか。

後方は双六岳南峰の稜線のようです。

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庭で育てているバイモと同じように網笠模様があり、クロユリがフリチラリアの仲間なのだということが良くわかります。

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あまり花の写真は撮らないYさんにっとってもクロユリは特別な存在なのか、ザックを下ろして撮影していました。

標高2600mはある場所なのですが、稜線もこの日は暑くて、このクロユリ平だけは西の谷から冷たい風が吹きあがってきて、何とも気持ち良いです。

ここまで来たら双六小屋までは、後ちょっと。

頑張って最後の歩きにかかります。

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登山道沿いにこんな白い小さなナデシコ科の花が見えました。

ノミノフスマかな?

この手の花はいつも名前が直ぐには出てきません。

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ピンクのハクサンフウロが一輪だけ咲き始めています。

ハクサンフウロもどちらかというと盛夏の花ですか羅、この時期はごくごく咲き始めです。

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そしてこんなところにもクロユリが咲いています。

珍しく、上を向いて咲いているクロユリでした。

P7195395双六が真正面に見える場所に差し掛かりました。

まるで今から登り始めるみたいに見えますが、私たちが目指しているのは双六小屋です。

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この雪渓はまずまず大きかったですが、午後に入って気温が高めなので、雪は完全に腐っていて、危険はありません。

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そろそろ小屋に向かってっ最後の下りを下っていると、キヌガサソウの群落が見えました。

このコースではキヌガサソウは嫌というほど見られます。

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ミネザクラも少し咲き残っていました。

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鷲羽を背景にして双六小屋が見えてきました。

何度見ても美しい光景です。

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Yさんの姿も入れてみました。

槍方面や笠方面はあまり見えなくとも、不思議と鷲羽だけは良く見えているということが多いです。

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小屋までの最後の歩きでは、雪が残っていることも多いのですが、今年はつい最近解けたばかりのようでした。

雪解け直後に咲くショウジョウバカマが綺麗に咲いています。

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後ろを振り返っても、やはり笠ヶ岳だけは見えません。

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去年登った樅沢岳方面が見えてきました。

去年もこのぐらい見えていれば、どんなにか素晴らしかったでしょうに・・・。

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15時ぐらいには着くだろうと思っていた双六小屋でしたが、なんとお花の撮影ばかりしていて、15時50分の到着でした。

去年の単独での歩きよりも時間がかかったのは、花が多かったこと、展望があって、展望の画像も撮ったこと、それに何より、気温が高くて、暑さばてしたためでしょうね。

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