赤石山荘付近はタカネバラの時期には結構登山者でにぎわっているのですが、この日は登山口に止めてあった車は4,5台でしたから、東赤石に入っていたのは10人もいなかったことでしょう。
さすがに小屋の周囲も誰もいなくて静かなものです。
確か、去年夏も小屋の周囲に誰もいなかったのでした。
私は日曜や祝日を外して静かな日に歩くことが多いからかもしれません。
オオヤマレンゲの花は4,5輪咲いていましたが、すぐそばで撮影できる花が2輪ありました。
特にこの花は開いたばかりという感じで、最高に綺麗でした。
いつも見ている場所の花は、ちょっと薄暗いのですが、山荘前はこの日は光の具合も明るすぎず暗すぎずでまずまずでした。
後は私にもっと腕があったらね~という感じですね。(^_^;
こういう白い花は、あまり天気が良すぎても難しいものです。
7月半ばまでは見られそうな感じでした。
オオヤマレンゲの花は一気に咲きあがることはなくて、1か月ぐらいかけて少しずつ咲いていくようなので、花期が長いのです。
四国の山では東赤石に限らず、寒風山や稲叢山、石鎚山系、剣山系などで咲きますので、年日度はどこかで見られます。
変わったところでは、新穂高からわさび平にかけての道沿いにも咲きますので、ここで見ることも良くあります。
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オオヤマレンゲもたっぷり時間をかけて見られたことだし、後は残ったおむずびを食べて下るだけです。この日は水分はポカリを500ml摂取しただけで済みました。雨が降って涼しかったので、体があまり欲しませんでした。東赤石は真夏に訪れても、暑いと思うのは最初の2時間までです。
そうそう、下る前に小屋の前のドウダンを見なければと思い、近づいたところ、今年は花が貧相ですね。
全体的には今年のドウダンは裏年です。
最後に八巻山を眺めていきます。
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下山は左俣を下りますが、こちらは山荘直前まで登らなければタカネバラが咲いていません。
下るときに、この日最後に見ることになるタカネバラを撮影しました。
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急坂を下って行きますが、こちらは岩ゴロゴロではないので、まだ歩きやすいものです。
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下り始めて最初の渡渉点も水がいつもより多かったですが、不安なところはありません。
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美味しそうなナガバノモミジイチゴがありましたが、ちょっと手が届きにくかったので、この日は採取しません。
暑い日だったら、無理してでも食べていたかもしれませんね。
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エンレイソウは葉がぼろぼろになっていましたが、それでも大きな実をつけていました。
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この後バイケイソウなどが自生する場所を通るのですが、この辺りは雨が多い時は登山道が沢状態になっています。
この日も水が流れてまるでちょっとした沢ですね。
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バイケイソウはまだ花芽ばかりかと思ったら、ほんの少しだけ咲き始めていました。
時間も遅いし、曇っているので、ISOを思い切りあげての撮影ですが、それでもぶれています。
轟々と音をたてって迫力があります。
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この橋を渡ると、いつもの休憩地点なのですが、この日は立ってお茶を飲んだだけでした。
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時期が遅いせいか、いつもはたくさん見かけるヒメレンゲも1株しか見かけませんでした。
16時29分に分岐を通過しました。
下りは休憩なしで一気に下るつもりなので、瀬場谷でも休憩はしません。
瀬場谷で、雨粒が落ちてきたので、再び雨具を着こみます。
今度は本降りのような降り方です。
いつもなら赤石山頂を踏み、そこから稜線伝い、またはトラバース道経由で権現越へ、そして床鍋まで下山するのですが、このルートが長いので、むしろ山荘からの下りは短く感じました。
いつもより2時間遅れのスタートでしたが、山頂をカットしたので、ほぼいつも通りの時間の下山でした。登山口にはまだ車が2台残っていましたが、その方たちとは山でお逢いすることはありませんでした。
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最後になりましたが、いつも東赤石で見ているクモキリソウに今年も会えました。
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ジガバチソウも去年、何年ぶりかで復活した株が今年も花を見せてくれました。株は2株に増えていました。
でも、何年か前まで見ることができたほかのランはとうとう見ることができませんでした。
このハードな山に盗掘目的で入る人はいないと信じたいのですが・・・・。
6月末から何度も見ていますが、撮影の機械がありませんでした。
法皇トンネルを抜けて、瀬戸内側に出たら、真っ白なガスで視界が5mもなくて、下りはスピードを時速10キロぐらいにまで落として運転しました。
山道を歩いていて視界5mと言うのは経験がありますが、車を運転していてそれほど視界が悪いのは初めての経験でした。三島まで下ってくるまではカーブや急坂が多いので気を使いましたが、何とか無事に下れました。
私にとっての恒例行事であるタカネバラのお花見ですが、今年はっとびっきり綺麗な花を見ることができて、遅出ではありましたが、迷った末に出かけた甲斐がありました。