このコース中、一番登りのきつかった区間を歩いたせいで、汗もしっかりと出て、のどが渇いたので、だいぶ解けてきていたポカリをごくごく飲みます。ポカリなんて、下界でいるときは全然飲まない飲み物ですが、暑い時期の山登りでは、不思議とこれが美味しいですよね。
ここの沢でも冷たい水で顔を洗ったところで、周囲を眺めていたら、まずはシモツケソウの花が目につき、撮影のために近づいたら、今度はタマガワホトトギスが目に入りました。
アルプスからわさび平に下山した日も、咲き始めのタマガワホトトギスを見ていたのに、カメラの不具合で撮影できなかったので、ここで出会ったのはほんと嬉しかったです。
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石鎚山系の山では良く見かけますが、東赤石でタマガワホトトギスが咲いているのは初めて見たかもしれません。
葉は良く見かけていたのですが、花はそろそろ終盤だったようです。
ヤマジノホトトギスも秋の初めに咲きますが、タマガワホトトギスのほうがまだ早く咲くようで、これは秋と言うより夏の花と言ったほうが良いかもしれません。
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シモツケソウは山荘付近でも群生していますが、山荘より300mほど低いこの場所でも不思議と咲きます。
シモツケそうもそういえば、新穂高界隈で見かけたのに撮影できずに残念に思ったのでした。
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岩壁にはここでもジンジソウの葉が綺麗でしたが、ジンジソウは秋もかなり深まらないと咲きません。
それにしても、最近、東赤石で人にあまり会わないのはきつい登りが敬遠されてるのでしょうか?
歩き初めは綺麗な沢の水を眺めながら橋を渡ります。
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渡り終えてすぐのところで、地面にナツツバキの花が落ちているのが見えました。
急いで上を見渡しましたが、それらしき花が見当たりません。
ナツツバキの花が咲いているところを、一度、山の中で見たいと思っていますが、今回も見られませんでした。
こんな葉っぱのおかげで、真夏の日差しを浴びることなく歩けるのです。
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この区間は沢伝いに歩きますが、変化に富んでいて歩いていても飽きることがありません。
ここは苔やシダの仲間がとても綺麗なところです。
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前回タカネバラを見に来たときは、水量がずいぶん多かった沢も、今回は安心して渡れる水量です。
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前回はあまりの水量の多さに、何枚も沢ばかりを撮影していますが、今回も沢の水の綺麗さにやっぱりかなりの枚数を撮影しました。
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石の上に、少し色づいたように見えるモミジの葉が落ちていましたが、紅葉はまだまだですね。
でも、秋も深まった頃に、真っ赤なもみじなんか落ちているかと思えば、秋にも来たくなりました。
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これはジンジソウのまだ小さな株ですが、周囲の苔も青々としていて、良い場所に生えているな~と思いました。
東赤石だけはいつ来ても、苔が青々としていてしっとりとした雰囲気です。
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標高を上げてきたので、トチバニンジンの花がまだ咲いています。
下のほうではすでに実が真っ赤に色付いていましたが・・・。
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テバコモミジガサは東赤石には多いのですが、この辺りまで登ってくると、やっと咲いている花が見られるようになりました。
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10時40分、最後の渡渉点に着きました。山荘まではここから30分ちょっとですが、さすがにお腹が減ったので、ここで少し食べることにしました。
ここから上は沢を離れて急坂を登るので、食べておかないと登れません。
先ずはコンビニで買ってきたおにぎりを一個食べます。
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食べている間、下ろしていたザックの肩紐に、チョウが一羽とまりました。
キマダラヒカゲか何かでしょうか。
あまり見慣れないチョウでしたが、これ、望遠レンズではなく標準レンズで撮影したのですよ。
10センチ近くまで近づきましたが不思議と飛び立ちませんでした。
ザックは汗をしていたので、チョウも塩分補給なんでしょうか??
道は沢をだんだん離れるように、上へ上へと登って行きます。
シベが賑やかな花です。
6月末に登った時は、ここは雨が降ったために沢状態になっていました。