笹原の道沿いにはシコクフウロがあることは知っていましたが、花は期待していませんでした、なにしろ10月初めに梶ヶ森へ行ったときにさえ、もうシコクフウロは咲いてなかったのですから。
それが、そんな私を神様は憐れんでくださったか、すでに葉が紅葉している株だというのに、シコクフウロが一輪だけ綺麗に咲き残っていたのです。
まだ咲いたばかりの初々しい花で、紅葉した葉の中にこんなに綺麗に咲いているのは初めて見ました。
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おまけに山頂直下だというのの、アサマリンドウまで一輪開花していました。
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コメツツジの紅葉は終盤のようでしたが、それでも笹原の緑に赤いコメツツジはやはり四国の山らしいですね。
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岩場のすぐ下のコメツツジの朱色が何とも鮮やかで、ずっと手前からも見えていたのはあれに違いありません。
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上を見たり下を見下ろしたり、きょろきょろしているうちに13時4分、山頂に着きました。
寒風山の山頂を踏むのはこれでまだ3度目と意外と少ないのです。
山頂に着く前に、一人下って行かれる人とすれ違ったのですが、私が着いたときは誰もいなくて、山頂を独り占めでした。
人気の寒風山ですが、さすがに平日で天気予報もイマイチだったので、こういうときもあるのでしょう。
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1人でのんびりとお昼を食べている間も、ガスが晴れないかと笹ヶ峰のほうを向いているのですが、ガスが一向に取れません。
一瞬、ガスが晴れそうになったと思っても、見えるのは精々冠山だけ。
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下のほうはと言うと、木の香温泉は結構見えているんですけど・・・・。
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青空にこんな雲まで、見えて、退屈はしませんが、展望はとうとう得られませんでした。
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13時30分、あまりゆっくりもしてられないので、下り始めました。
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途中、裏寒風の下り口付近まで行ってみましたが、下り口がよくわかりません。
去年6月に裏寒風を登った時は、道標がかかっていたような気がしましたが・・・・まぁ、今日は時間もないので、裏寒風どころではないので、ドウダンの紅葉を楽しんだら下ります。
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ブナの黄葉にはまだ早いですが、ブナの樹肌はいつみても良いものです。
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思っていたほど時間がかからなかったので、下りも植物ウオッチングを楽しみました。
ダイモンジソウの葉がここでは黄葉していましたが花も少しだけ咲き残っています。
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ダイモンジソウとよく似ているセンダイソウも何とか咲き残っていました。
葉の形が全然違うので区別できます。
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登りでは気づかなかったのですが、フクオウソウが咲いていました。
そういえば、石鎚でも紅葉を見に行くとフクオウソウが咲いています。キク科の花は遅くまで咲きますが、フクオウソウも比較的遅くまで咲いている花です。
途中、15人ほどの初老の男性のパーティーにすれ違いましたが、ずいぶん遅い時間に登るものだと思ったら、伊予富士に先に登って寒風山にこれから登るということでした。
桑瀬峠からはどちらも1時間半程度で行けますから、早発ちすれば両方登るのは充分可能です。
一気に下ろうかとも思いましたが、時間は充分あるので、桑瀬峠で休憩してから最後の下りにかかります。
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ヒナノウスツボの実は途中何度か見かけたのですが、下りでは何とか咲き残った花を見られました。
マイクロバスが待機していたのは、途中すれ違った15人ほどのパーティーの下山を待っていたようです。
ガスで紅葉はイマイチでしたが、残り花に思いのほか会えたのが幸いでした。