休憩時には昭文社の地図を出して、岡山の男性に今歩いているコースをレクチャーします。男性は国土地理院の2万5千図のダウンロードしたのを持参していましたが、その地図には、東赤石までしか載っておらず、下山コースの辺りは切れてしまっていたのです。
ついでに、この辺りの山道をざっと説明します。
そして、山荘裏手の水たまりで汲んできた水は捨てて、この沢で水を汲みます。後は下りだし、途中に水を汲めるところも何か所かあるので、大丈夫です。
そんなこんなで20分ほど休憩したのち、また下り始めます。
植林帯に入ったら、ごろごろ岩歩きから解放されて、ようやく膝への負担が減りました。
このコースの見どころである沢に着いたら、すっだれギボウシが咲いていたので、撮影です。休憩は取らず、立ったまま5分ほど撮影します。この沢に着いたのは15時25分でした。
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今年の夏は雨が少なかったからか、スダレギボウシの咲き具合はあまり良いとは言えませんでしたが、みられただけでも良かったです。
花の色はほとんど白に近い淡い色です。
シコクギボウシは7月半ばに咲きますが、こちらは少し遅れて8月中旬ぐらいでしょうか。
今年は東赤石のギボウシだけは2種類とも見ることができました。
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15時47分、分岐まで下ってきました。
ここでも休憩を取ることなく、そのまま下ります。
このまま下れば、なんとか16時半には下山できることでしょう。
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16時19分、筏津方面への分岐を通過です。
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登るときには気づかなかったミヤマウズラが咲いているのが見えました。 光が乏しくて、撮影は難しいですが、なんとか撮影します。
8月入ると、ミヤマウズラもあちこちで見かけるようになりますね。
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この花が咲けば、夏も終盤というイメージがありますが、今年は猛暑が衰えそうもないので、なかなか気分的に秋の訪れと言う気持ちになれません。
こちらの株は、何とか開花しているようでした。
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結局、下山は16時38分でした。
この後、岡山の男性を東平まで送って行きましたが、何年かぶりで別子街道を西へと走りました。車道から久しぶりで眺める赤石山系の山々は、まるで高い壁のように立ちはだかっていて、下から見上げる迫力はアルプスにも劣らないほど迫力があると感じました。しかし、瀬場から新居浜インターまではやっぱり遠いですね。法皇トンネルまでの道がまだ狭かった時は、新居浜からも日浦まで何度か行ったものですが、道路事情が良くなった今は、やはり三島インターからのほうが断然早いです。
東平は西赤石への登山口として良く聞きますが、分岐から5キロちょっと、離合のし難い場所もあったりで、アケボノツツジの頃はさぞ大変なことでしょう。
東平から眺めた赤石山系の山々はなかなか素晴らしい眺めでしたが、車の窓を開けていると、あっという間にアブが何匹も飛び込んでくるので、撮影もせずに、その後はまっしぐらに帰ってきました。岡山の男性もなんとか明るいうちに銅山ヒュッテまで帰れたこととお思います。
新居浜インターまでは山際を通る近道があったはずと思い出し、走っていると「種子川」と書かれた川で、子供たちが水遊びに興じているのが見えました。
今回は最初は体調も今一つの中での歩きでしたが、それでも歩いているうちに何とか調子が出てきて、結局山頂を踏むことができました。
また、山での出会いと言うと大げさですが、四国外の方に、少しでも赤石山系の山のことを知ってもらえたという意味で、少しは収穫らしきものがあった歩きと言えるでしょうか。