なおもススキの野原をどんどん歩いていくと、同行の山友達が「ヒメヒゴタイがあるよ」と声をかけてくれました。ヒゴタイは3年ほど前に阿蘇で見ているのですが、ヒメヒゴタイってヒゴタイを小さくしたような植物なんでしょうか??
近付いてみてみると、それはアザミによく似た綺麗なピンク色をした花でした。
もちろんトゲなどはないようですが、ヒゴタイと言うのはルリタマアザミのような花だったのですが、こちらのヒメヒゴタイは見る限りではアザミとかタムラソウのような花みたいです。
ただ、残念ながらまだ完全には開いてなくてつぼみの状態でしたが、それでもピンクの色が綺麗ですね。
ヒゴタイもヒメヒゴタイも中国大陸と日本がかつて繋がっていたことを示す名残の植物だということですが、なるほど広いススキの草原にいかにも似つかわしい花だと思いました。
もう一つ、草原にふさわしい花を見ました。
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それはハバヤマボクチです。
ボクチの仲間も妙に好きな花で、まだ開花してなかったのですが、それでも十分に存在感がありますね。
ボクチの仲間では今までにもオヤマボクチ、キクバヤマボクチなど見ていますが、花はどれも同じような花だったと思います。
草原にこんな花がぽっかり咲いていると、妙にうれしくなってしまいます。
一転して、今度は足元にこんな小さな花が現われました。
最初は白花のゲンノショウコ?と思ってしまいました。
さっき見たのは赤花のゲンノショウコだったのに、ここでは赤と白の両方が咲くのだろうか?なんてことを考えていると・・・・
あれ?なんだか葉の様子がおかしいと気づき、そうそうコフウロだったと思い出します。
いつもコフウロを見ると、最初はゲンノショウコの白花と勘違いしてしまいます。そして花がゲンノショウコより小さいことに気づき、やがて葉を見て、コフウロとわかるのです。
いつもだと、東赤石でみているのですが、今年は東赤石で見そびれたので、これも嬉しい出会いでした。
花はゲンノショウコの花より、まだ少し小さめだと思います。
そして、ちょっと驚いたのは草原には似つかわしくないヤマホトトギスの花が咲いていたのでした。
この周辺にはヤマホトトギスが多いと言うのは知っていましたが、前回見たのは普通に山地に咲いていた姿で、こんな風に草原に咲いているのは初めて見ました。
ヤマジノホトトギスとよく似ていますが、見慣れると直ぐに区別がつきます。
四国では西のほうにはヤマホトトギスが多いと私は勝手に思っているのですが・・。
ヤマホトトギスを上から見たところです。
花の時期としては終盤に近いようでした。
↑これはおまけですが、植栽されていたキレンゲショウマです。
ここのものは花がずいぶん細長くてスマートですね。
キレンゲショウマは花の時期が長くて、早いものでは7月末ごろから咲き始め、8月末頃まで、約一ヶ月にわたって咲き続けます。