天霧越に着いたのは、15時丁度でした。
私がいちばん初めに天霧越に来た頃は、ここから白方へ下る道は通行不能になっていました。それが5年ほど前に道を整備してくださったようで、通れるようになりました。
![]()
それでも普段、ここを歩かれるお遍路さんは少ない様で、この道を下られてきた人は一度しか見たことがありません。
↑因みにこの日は天霧越から下ってきた下り口の様子も見てきたのですが、こんなものがありましたよ。「ヤブ漕ぎのお接待用の剪定ばさみ」です。人があまり通らないので、夏など鬱蒼と草木に覆われるので、このハサミで草や生い茂った木を切ってくださいと言うことです。遍路道ではうどんなど食べ物のお接待も有難いですが、こういうお接待も有難いものです。
藪がひどくては歩けないですから・・・・。
この日はこのハサミのおかげなのか、道沿いは草も刈られてさっぱりしていました。
![]()
↑再び、天霧越のほうに話が戻りますが、分岐には石仏もたくさん立っているので、分岐を見落とすことはないでしょう。
![]()
↑の石仏の前から下り道が続いています。
![]()
後ろを振り返ると弥谷山がドームのようにどっしりとした形で見えています。
書き忘れましたが、弥谷山への道は天霧越のすぐ西に分岐があります。
その日の気分で弥谷山や黒戸山方面に行ったりしますが、今日は隠砦に行くつもりです。
![]()
天霧越からは尾根筋を登って行くので、ときどき、我拝師山方面が見えます。
望遠レンズだったので、出釈迦寺の奥ノ院も写します。お寺のある鞍部の後ろには阿讃山脈が見えてますね。
![]()
15時7分隠砦跡に着きました。
![]()
ここから天霧山が見えていますが、天霧山に登るにはいったん鞍部まで下り、その後登り返しが100mほどあります。
![]()
それまでも足跡はなかったので、当たり前と言えば当たり前ですが、隠砦跡はちょっとした雪野原でした。誰も踏んでない真っ白な新雪を踏むのは、ちょっと勿体ないような気持ちがします。
![]()
それでも奥まで進み、海の見えるところまで来ます。
向かって右に高見島、左に佐柳島が見えています。
今まで、佐柳島は意識して見たことがなかったのですが、一度行った場所は、無意識に目が探してしまいます。
![]()
すでに15時を回っているのですが、ここで遅いお昼にしました。
途中のコンビニで買ってきたおむすびを一つとカップ味噌汁です。
問題は座るところです。この日はうっかり携帯座布団を持ってきてなくて、困りました。どこもかしこも雪が積もっていて、そのまま座ったらお尻が濡れます。何とか濡れてない木の枝があったので、そこの腰かけていただきました。テルモスの熱々のお湯で作ったお味噌汁が最高に美味しかったですね。
↑画像はその後に飲んだコーヒーですが、コーヒーやクリーム葉ちゃんと持参していたのに、なんとカップを忘れてしまい、お味噌汁のカップにお湯を注いで洗ってから、コーヒーにしました。
コーヒーも最高でした。
雪の上で食べたり飲んだりするのは久しぶりかな?
この日は、念のためにプリムスまで持参していましたが、さすがに山用のテルモスのお湯は温め直す必要もなかったです。
![]()
食後は、ナガバノコウヤボウキの綿毛など撮影しました。
↑これは花が咲くのは8月とか9月らしいのですが、綿毛はずいぶん遅くまで残るものですね。
![]()
綿毛のつき方が普通のコウヤボウキとは全然違うので、すぐにわかります。
![]()
↑こちらはピンクのコウヤボウキの綿毛です。
ここでは両方のコウヤボウキが見られます。
![]()
こちらは普通のコウヤボウキですね。
![]()
ここでは二種類のコウヤボウキが並んで咲いている場所も良く見かけるので、観察するにはぴったりの場所です。