秋は実りの秋でもありますね。
束の間、野山を歩くだけでも赤い実や青い実が見られます。
そして、この日は久々に紫色の綺麗な豆果を見られたのでした。
紫色の豆果と言えば、野草散策を何年もされている方なら、もうお分かりでしょうね。
そう、ノササゲの実です。
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↑豆果で美しい色合いをしているものと言えば、タンキリマメやトキリマメの赤い豆果、そしてこのノササゲの紫色の豆果でしょうか。
これほど濃い紫色をした豆果は初めて見たように思います。
残念だったのは、中の種子を確かめて見なかったこと。
中の種子も黒っぽい色をしているようです。
最初に見つけたのは黄色い花の方でした。
以前にもこの場所でノササゲを見たことがあったので、しばらく見ていたら、まず花が目につきました。葉は3小葉ですね。
タンキリマメ、トキリマメ、ヤブツルアズキ、ノアズキ・・・野生の豆の花は黄色いものが結構多いですね。それでも葉や花の形が違うので、慣れてくると見分けが出来るようになります。
↑まだ色付きの浅いノササゲの豆果です。
このくらいの時は、まだ綺麗ではないです。
↑花の画像をもう一枚。
今年はノササゲも株が多かったようです。
タンキリマメやトキリマメは低山でも見ますが、ノササゲは私は低山では見たことがなくて、標高1000m程度の山で見ています。たまたま、そうだっただけかもしれませんが・・・。
↑こちらは低山でも良く見るノブドウです。
野のブドウという訳でしょうが、食用にはならないとされているようです。
食用にはなりませんが、青や紫の果実が美しいので、最近では観賞用に園芸店などで売られています。
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確かに、眺めていると美しいですよね。
逆に、この日見つけた中で食用になるものはアケビでした。
赤っぽい色はまるでサツマイモがぶら下がっているのかと思ったほどでした。
手が届かない場所だったので、収穫は諦めましたが・・・。
↑こちらは観賞用にも栽培されるツリバナの果実です。
そういえば、この近辺はツリバナが割と多いようです。
この仲間は初夏に咲く花のほうはうんと地味で小さいものばかりです。
↑こちらは果実としてはうんと地味なほうですが、クロモジの果実です。
花を見れば果実も見たくなるし、果実を見れば花はどんな花が咲くのかと知りたくなります。
そのうち芽出しの姿も見たくなるでしょうし、一年を通して植物の姿を見るというのは、いろいろな意味で興味深いですね。