数年前までアケボノソウが咲いていた場所があったのですが、その場所が草刈され裸地に近い状態になってしまってからアケボノソウが生えなくなりました。
以前こぼれた種が数年後に発芽するという話もよくあることですが、アケボノソウに関しては適当に草木が生い茂って陰になる場所でないと生育が難しいようです。
アケボノソウはまったく見られませんでしたが、その代わりにそのあたり一帯で繁茂していたのがツルニンジンでした。
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↑かつてはウツギなどの雑木が繁っていて、それらの雑木に絡まって咲いていたツルニンジンが、ススキの葉っぱに絡まって咲いていました。
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アケボノソウのほうはほとんど絶えかけているのに比べ、ツルニンジンは今年はまだまだ旺盛に繁っていました。むしろ日当たりが良くなって環境が良くなったのかもしれません。
↑これも木ではなくススキか何かに絡まっています。
趣のある綺麗な花は私のお気に入りで、秋になるとツルニンジン、アサマリンドウ、アケボノソウだけは何はなくとも見なければ・・・・・というのが私の本音ですね。
↑絡むものがなく、仕方なく地べたを這いずっているツルニンジンも何株かありました。
花も当然、地べたで咲いています。
スギナが見えていますね。
↑木の枝を切ったのに絡まったツルニンジン・・。
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道路法面を見上げると、そこでもたくさんの花が咲いていました。
今年は雨が多く、8月の日照時間が少なかったのは、山野草に関してはまことに良い条件だったようです。
ガクと花弁は5枚に裂けていますが柱頭だけは3裂しているとか・・・。
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この日、山に来たいくつかの目的の一つはキバナアキギリの花を見ることでした。
比婆山で見たキバナアキギリには赤い斑点がなかったので、香川の山のキバナアキギリで確かめて見たかったのです。
↑香川の山で見るキバナアキギリは赤い斑点がある花が多いです。
↑この株も赤い斑点がありました。
↑キバナアキギリの花って上唇の先から赤い糸状のものが垂れ下がってますが、これは花柱なんですね。
キバナアキギリの受粉の仕組みはすごく面白いですね。
こちらのサイトに詳しく書かれていますので、興味を持たれた方はご覧ください。
いくつかの株を見ていると、香川の山にも赤い斑点のないキバナアキギリが見つかりました。
学名はSalvia nipponica・・・・まさに日本を代表するサルビアでしょうか。