ムラサキセンブリが咲く場所はヤナギノギクが咲く場所でもあります。
ムラサキセンブリが見ごろの時期にはヤナギノギクが終盤と言うことが多いのですが、今年はまだ綺麗に咲いているヤナギノギクも多かったです。
![]()
ヤナギノギクは蛇紋岩地だけに咲く特殊なノギクです。
香川の山にも咲くヤマジノギクの変種ということで、花や草姿はどことなく似通っていますが、ヤマジノギクをいっそう細くしたような姿をしています。
針金のような細い茎に、これまた細い葉をつけた姿はみすぼらしいと言ってもよいぐらいですが、頭花だけは比較的大きくてきれいで目立ちます。
↑この個体など、ヤマジノギクと間違いそうな雰囲気ですね。
蛇紋岩地特有の地面の色に、赤くて細い茎をしたヤナギノギクが咲く光景は、一種独特です。
私はまだ見たことがありませんが、愛知の新城市にもムラサキセンブリやヤナギノギクが咲く蛇紋岩地があるそうです。
![]()
去年まではムラサキセンブリが咲いてなかった場所にも今年はずいぶんと咲いていました。
一面紫色に染まっていると言ってよいほどです。
数年前に環境が変わったせいとしか思えないのですが、日当たりが良くなったことや、今年の夏の雨の多さも関係しているかと思います。
↑たぶん春に発芽してから半年で咲いたと思われる株です。
草丈は10センチほどです。
中には草丈70センチほどもある大株もあって、こちらは越年した株だと思われます。
あまりの株数の多さに、私たち3人とも圧倒されました。
もう何年も、ムラサキセンブリを見に高知に来ていますが、これほど咲いていたのは初めてでした。
この時間帯は日が射していなかったのだけが心残りでしたが、訪れた時期もちょうど見ごろで良かったようでした。
最後に、この場所で見かけたミシマサイコをアップします。
来年は時期を少しずらして訪れてみるのも面白そうですね。