下りは袋山の北西の斜面を下るのですが、これがまた登りよりも急な斜面で、立木に掴まらなければ転がり落ちそうな斜面でした。
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転がり落ちないように、気を付けて下っていると、一瞬ですが、木々の合間から瀬戸内海が見えました。
男木島や女木島、それに小豆島も見えているようです。
左側になだらかな曲線が見えているのは、勝賀山の東側の山肌が見えているようです。
綺麗な曲線ですね。
転がり落ちそうな急斜面はまだ続いていて、ストックを持ってない人はちょっと苦労しそうです。
讃岐の里山はおむすび型の山が多いので、どの山もたいてい山頂直下は急坂が多いのですが、最近は里山の整備が進んでいてロープなどが張られています。猫山も虎丸山もそうでした。
それがこの袋山だけはどういうわけかロープ一本張られておらず、そういう意味では手つかずの登りが楽しめると言えます。
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この日の最大の難所は何と言ってもこの袋山の急下りで、後半は登山道も歩きやすいところばかりでした。
下り始めて10分ほどで、ようやく急斜面をやり過ごしました。
やれやれ、足をきちんと地につけて歩けるようになって、ほっと一息つきました。
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ここまで来たら、ようやく勝賀山の全貌が見えてきました。
何かのツルが垂れ下がった後ろに見えているのが勝賀山です。
そして、勝賀山へと至る稜線もしっかり見えていますね。
今からあそこを歩いていくのです。
道は落ち葉が積もった道となりましたが、いろいろなツルが地面を這っているので、足を引っ掛けないように注意して歩きます。
里山は昔のように手入れがされてないので、どこもツル性の植物が繁茂しています。
11時54分、大きな屋根をいただいた石像のようなものが立った鞍部まで下ってきました。
4本の石の柱で大屋根を支えていますが、この大屋根はさぞかし重かったでしょうね。
おまけに石の柱は横から見ると大きく傾いていて、屋根との間に小さな石を詰めて何とかバランスを保っていますが、そのバランスが絶妙です。
こんな立派な屋根をつけてもらっているとは、よほど地元の人に大事にされた石像なんでしょうか。
そしてこんな重そうな屋根をどんな人がどうやってここまで担ぎ上げたのかと、私は直ぐにそういうことばかり考えてしまいます(^_^;
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↑この鞍部は「相越」というようで、道標らしきものが木につけられています。
ここから北に進むと赤子谷行きの道と神高行きの道との分岐があるようです。
赤子谷と言うところは集落もありましたから、この道はきっと昔は人の往来も結構あったんでしょう。
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振り返ると、転がりそうな斜面を下ってきたばかりの袋山が見えています。
↑のような形が香川の山の典型的な形なのです。
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縦走路の真ん中に大きな岩があってそこを乗り越えて歩きますが、展望が良いらしくて、先行の方たちが、眺めを撮影されていました。
この大岩が噂の大岩かと思ったら、噂の大岩はまた別の場所なのだそうです。
私も、同じように大岩の上から国分寺方面を撮影します。
12月の登ったばかりの鷲ノ山が正面に見えていますね。
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道は再び、登りになってきました。
相越から10分ちょっと歩いた頃、エントツ山さんがどこかに下見に行かれたと思ったら、縦走路を外れて西へと歩き始めました。
いよいよ噂に聞いていた大岩へと向かうようです。
稜線から少し外れた場所にあるんですね。
↑大岩までの道は気持ちの良い雑木林で、陽だまりハイクそのものでした。
稜線から西に3分も歩いたら、大岩が見えてきました。
あれがそうみたいです。
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岩と岩の間に人一人がくぐれるほどの隙間があって、皆さん、隙間をすり抜けて向こう側へと歩いていきます。
岩の間を潜り抜けると、こんな具合になってました。
大岩の基部のところに祠が祀られています。
昔の人はこんな大岩には畏敬の念を抱いたんでしょうね。
岩の大きさがわかるようにと、エントツ山さんが岩の前でお得意のシエーのポーズを決めてくれたので、大岩の大きさが良くお分かり頂けると思います。
周囲は、他にも岩がかなりあって、ここでお昼ご飯とのことなので、思い思いの岩の上でお昼にしました。
向こうに見えているのが先ほど登ってきた袋山です。
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高知の女性組も、私たちとは別の大岩の上で仲良くお食事されています。
天気が良くて、風もなく、のんびりとお昼を食べるのは本島以来?
前の週の石鎚も良かったけど、里山には里山の良さがありますね、