しばらくは左岸沿いの道を登っていきます。
ピンクのタニウツギがトンネル状態に咲いたような場所を潜り抜けたりで、四国ではこの時期、花は端境期だというのに、ここ大山では花も多く見られます。
そんな中、白いホオノキの花が目線の高さで咲いているのに出会いました。
![]()
↑なんだって、こんな位置で咲いているのだろう?と見てみたら、雪の重みでか、木が倒れてしまい、そのおかげでこんなに楽に花が撮影できるのでした。
普通、ホオノキは樹高も高いし、見上げるようにして望遠レンズでやっと撮影できるという花です。
香川でも山地で咲きますが、数年前、三頭トンネル近くで話を交わした二十歳の若者に「ホオノキの花はかなり離れていても、風に乗って、花の良い香りがふと漂ってくることがありますよ」と教わったことがありました。翻って自分の二十歳ぐらいの時は、ホオノキの花すら知らなかったな~と思ったものです。そんな素敵な若者が今でもいるんですね。
![]()
ミヤマキケマンもまだ咲いています。
この花は4月末に岡山森林公園からの帰り道で見かけました。
四国ではほとんど見られないキケマンの仲間ですが、大山では雪解けが終わったばかりなので、まだ咲いているんですね。
![]()
こちらも気になって撮影したムグラの仲間です。
これとよく似たオククルマムグラは5月に西赤石などで良く見かけますが、↑の花はちょっと違うようです。帰宅して調べたらクルマバソウで、意外にも今までこのブログにアップしてないような?
この仲間は種類が多いし、花が小さいので、同定が難しいですね。
![]()
↑こちらは樹木の花のミズキです。
Yさんのお話では大山にはクマノミズキは自生しておらず、ミズキだけが自生しているそうです。
これなども、普通は高い位置で咲いてますが、雪の重みで、幹や枝が垂れているのかもしれません。
![]()
これも白い花で、イチゴの仲間です。
イチゴも種類が多い花で、調べたところクマイチゴのようでした。
![]()
全体像です。
四国でも見ているはずですが、毎年必ず見るわけではないので、記憶があやふやでその都度調べていますね。
この日は山登りが最優先ですが、一方で植物観察も楽しんでいる自分がいます(^_^;
![]()
登るにつれて、稜線が近くに見えてきました。
![]()
いちばん高く見えているのが剣ヶ峰かな??
![]()
振り返ると、かなり登ってきたのがわかります。
南に位置する山々が見えているのですが、大山以外の山は特徴がなく、どれも標高1200m程度なので、わかり難いですね。
![]()
いよいよ最終堰堤を乗り越えるらしく、右岸へと移ります。
![]()
樹林の中を少し登っていきます。
![]()
これはウリハダカエデですね。
登山口付近でYさんに何の木なのか尋ねられたのですが、その時は花が咲いてませんでした。
でも、花や葉の形から見ると、やはりウリハダカエデで間違いないです。
![]()
堰堤を越えるためのロープがあって、腕力で登りますが、コンクリートが濡れていて結構登り難かったです。
![]()
堰堤の上に出て、なおも少しだけ樹林を歩くと・・・
![]()
一気に展望がひらけました。
ケルンが積まれていて、ここでYさんから「休憩を取ります」との声がかかりました。
ここまで意外と短かったように感じましたが、時刻は8時55分ですから、1時間弱を登ってきたことになります。
休憩をきっちり取っていただけるのは有難いですね。
たぶん学生時代にリーダーを経験されているので、休憩の取り方やアドバイスなどは慣れてらっしゃるんでしょうね。
![]()
そのうえ、驚いたことに、Yさんから手作りのワッフルが皆に配られました。
男の人が山登りの行動食に手作りの品を作ってきて下さるとは…これには私たち皆で大感激でした。
↑普段はこんな画像はあまり撮りませんが、これは特別(^_^;
![]()
手作りワッフルをいただきながらも、目の前の光景に魅了されます。
こういう光景、北アルプスでも見たかな?いや、ちょっと違うような?
![]()
比べるために、数年前に登っている、小池新道途中の秩父沢の様子をアップしてみました。
やっぱり大山三ノ沢のほうが岩が多くて荒々しい眺めですね。
![]()
大山の稜線付近をトリミングしてみました。
肉眼では良く見えていたのですが、稜線を数人の人が歩いているのが写っています。
この稜線が痩せ尾根で、ちょっと怖いらしいです。
因みに、このとき、Yさんの山仲間のMさんが草つき付近を登ってらっしゃったようです。
![]()
休憩中にも、その辺りをちょっと見ていると、可愛いタチツボスミレが咲いていて嬉しくなりました。
ここ大山三ノ沢はまだ春が来たばかりなんですね。