次郎笈を後にしたのは、14時34分のことでした。
この時刻なら西島のリフト乗り場には16時ぐらいには着くことでしょう。
シーズン中ですから、リフトは17時ぐらいまでは運行しているはずですから、後は西島まで歩くだけです。
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↑帰り道では岩の上で咲くミヤマアキノキリンソウも見つけました。
いつもなら剣山山頂付近で見ている花ですが、次郎笈峠付近でも咲いてるものですね。
↑下りの途中でも、とうとう次郎笈は姿を見せませんでしたが、剣山のほうは時折、ガスが晴れそうになります。
↑一ノ森側の谷です。
そういえば、一ノ森にもここ数年、行ってないような気がします。
昔と比べると、剣山方面に来ることが少なくなりました。
↑ガスの中で見え隠れする道・・・・
コモノギクをマクロレンズで撮影しました。
思うような色が出てなくて失敗画像です。
↑岩場にはコモノギクがちょっとした群生で咲いていました。
四国でも不思議と剣山以外では見かけない花ですが、三重県菰野(こもの)町で最初に見つかったので、コモノギクの名があるそうです。
淡い紫色の花は、ノギクのイメージにぴったりですね。
四国には秋から冬にかけて、実に様々なノギクが咲きますが、さしずめコモノギクあたりがトップバッターかもしれません。
↑15時9分、分岐まで歩いてきました。
ここから後は、ほぼ平坦な道なので楽なものです。
マユミの実も今年は鈴なりのようです。
剣山系の山にはマユミが結構多いです。
途中、たぶん石灰岩地と思われる場所があって、やや崩落しかかっていました。
石灰岩はもろいのかこんな風に崩落している場所が多いです。石立山にもこんな崩落場所がありました。
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石灰岩地に生えるというチョウセンナニワズを見つけました。
初めて見ましたが、ジンチョウゲ科の樹木と一目でわかりますね。
ただ、コショウノキと違い、チョウセンナニワズはかなり珍しい樹木のようです。
いつもと違う道をいつもと違う時期に歩くことは大事だと思いました。
行場ではオタカラコウヶ咲いていましたが、ここではメタカラコウが咲いています。
シコクフウロや花の終わったオオカラマツも写っているようです。
先ほどはミヤマタニタデの花が咲いてましたけど、今度はミヤマタニソバの花が咲いています。
名前が紛らわしいので、最初のうちはなかなか覚えられませんでしたが・・・。
しかも、ミヤマタニソバはタデ科イヌタデ属で、ミヤマタニタデがアカバナ科ミズタマソウ属と、誠にややこしいですね。
苔の蒸した立派な木も見えています。
確か、カエデの仲間だったような?
西島駅には結局15時56分に着きました。
リフト利用なので、このぐらいの時間に着けば問題ないですね。
下りのリフトでもユウスゲの花などを眺めながら下りましたが、驚いたのはリフトから何度かハスノハイチゴの葉っぱが見えたことでした。
ハスノハイチゴを検索した時、愛媛にも分布があるとわかったのですが、徳島でも自生しているんですね。ただ、果実は一つも見かけませんでしたから、果実が実る株が少ないということのようです。
見ノ越に着いたら、いつものウナズキギボウシがトチの木に着生して咲いていました。
そのトチの大木には今年は実がなっていました。
ブナと言い、トチと言い、今年は豊作のようです。
皮肉なことに、帰りの車道からは剣山と次郎笈が見えていました。
まぁ、良くある話ですが・・・・
↑往路で見損なったトモエソウは帰り道で見ることにしました。
トモエソウの花の時期としては、かなり遅かったらしく、咲いている花はほんの数輪でしたが、何とか見ることが出来て良かったです。
5月に訪れたときに、剣山がやはり花の山であることを再認識しましたが、今回もいろいろな植物を見ることができ、またまた花の山である感を強くしたことでした。