剣山に今年のキレンゲショウマを見に行ったのは、8月6日のことでした。
剣山にキレンゲショウマを見に行くようになってから、たぶん13年ぐらい経っていると思います。
最初の年は2002年ぐらいだったでしょうか、その頃はまだシカに食べられることもあまりなくて、それは見事な群生でした。道の上側の斜面と下側の斜面を埋め尽くして咲く姿は壮観でした。あの頃に、今と同じぐらいのカメラを持ち、今と同じぐらい撮影できる腕があったらと思いますが、それは言っても仕方のないことですね。
今年は15年前と同じ姿とはいきませんが、それでもかつての姿の7割がたぐらには復活したと思います。
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↑キレンゲショウマの実物をご覧になった方は意外に思われるでしょうが、キレンゲショウマは大型の野草です。剣山では草丈1m半にも育っています。
それが得も言われぬ優しい黄色の花を咲かせるのだから、それは見事というよりありません。
一時は、この斜面の株のほとんどがシカに食べつくされて、見るも無残でした。
今では、ネットを張りめぐらしテキサスゲートを設置した甲斐あって、かなり復活しています。
例年は、人混みを避けて7月末や8月のお盆過ぎに見に来ることが多いですが、今年は花がいちばん見頃を迎える8月上旬に出かけました。
平日を選んで行ったので、20人ほどの団体さんも前後して見に来られたのですが、団体さんと団体さんの丁度狭間に見ることが出来て、一人だけでゆっくりと撮影する時間も15分ほど取れました。
着いたときは、まだ周囲も明るかったのが、着いてから10分も経たないうちに辺りはガスってき始めました。
キレンゲショウマ自生地から引き返すときの辺りのガスの様子です、
キレンゲショウマが咲く場所は、どこもこんな風にガスの漂う場所が多いです。
こういう環境がこの花を育てるようです。
自宅周辺は35℃以上の猛暑日だったようですが、行場の自生地辺りの気温はおそらく20℃ちょっとだと思われました。剣山は山が深く、いつ来ても剣山で暑くて困ったという経験はありません。行場付近は特にガスが漂いやすい場所で、一時的に晴れていても、すぐにまたガスが漂うというような場所です。
今年は丁度良い時期に来たようで、ソバナやギンバイソウ、アキチョウジなどもとても綺麗でした。
1つの花はたぶん3~4日咲いているようですが、花が終わると散ってしまうので、株にはいつも花芽と綺麗な花しか残らないのも、この花が綺麗に見える理由の一つです。
今年は久々にキレンゲショウマを堪能した年でした。
明日からは、剣山の他の花もぼつぼつとアップしていきます。