八合目を過ぎたら、花が多くなったので、急に元気が出てきたようです。
花撮影には私よりもまだ時間をかけるPさんのほうが、いつの間にか私の後ろを歩くようになっていました。それまでは、私が不調でかなり遅れをとっていたのですけどね。
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↑珍しい黄色いカワラマツバが目に留まりました。
キバナノカワラマツバというものがあるということだけは知っていたのですが、実物を見るのは初めてかも・・・・。
これは撮影しておかなくてはと、撮った一枚です。
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Pさんが撮影しているのはクサボタンかな?
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テンニンソウも群生していて、これはシカも食べないのでいっぱいありますが、まだ花芽の状態ですね。
四国の山は標高が高いので、8月後半には咲きだす花ですが・・・。
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少し離れた山肌に何やら黄色い背の高い花が見えるので、撮影しますが、思った通り、トモエソウです。
望遠レンズに替えればいいのに、まだそこまでの余裕がなく、標準レンズでの撮影です。
この辺りもシカの気配が見られるようで、4年前に比べると、山肌が荒れているような印象を受けました。
トリミングしてみるとやっぱりトモエソウですね。
四国の剣山系の山でもトモエソウはシカが食べないので、大群生しているところがときどき見られます。
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あれ、この黄色い花は?
確か去年の秋に比婆山で初めて見たミツモトソウのようです。
そういえば、伊吹山に咲くようなことをどこかで読んだ記憶があります。
水気の多いところに咲く花だそうで、去年、比婆山で見かけた際もそんな環境で咲いていました。
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ミツモトソウの特徴ある葉もしっかりと撮影しました。
登山道沿いではここでしか見なかったので、しっかり撮らねばと思っていたら、山頂周辺では結構咲いていました(^_^;
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こちらも秋の花アキノキリンソウが咲いています。
四国ではよく見る花ですが、伊吹山ではそれほど多いという感じは受けませんでした。
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山頂が近くなってきたら、シオガマギクも出てきました。
この花も四国でも良く見る花ですね。
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そして、こちらは伊吹山の固有種のルリトラノオです。
4年前にもルリトラノオがいっぱい咲いていて感激したものでしたが・・・・。
ついでに書いておくと、8合目の上辺りではシデシャジンの咲き残りも見たのですが、その頃はまだ調子が悪かったので、なんと画像失敗でした。
4年前にはまずまずで撮影できたので、それが救いですが・・・。
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急な登りがようやく終わって、開けた山頂付近に出てきました。
結局、9合目はどこだったのやら?
行く手に懐かしい建物が見えています。
前を歩くのは山ガールたち・・・。
この日はほんとに若い人がたくさんでした。
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お目当てのサラシナショウマが出てきました。
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まずまずの規模で咲いていますね。良かった良かった・・・。
サラシナショウマは四国の山でも結構見かけますが、数株が咲いているというぐらいで、群落で咲いているのはあまり見かけないのです。
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サラシナショウマといっしょに、Pさんのお目当てのトリカブトも咲いていました。
イブキトリカブトのようですが、伊吹山の固有種という訳ではないようで、伊吹山で最初に発見されたからのようです。関東、中部、近畿に分布しているそうですから、分布の範囲も広そうですね。
四国に住む私にとっては初見の花でした。
4年前に来たのは、今回よりも一週間ほど早いだけでしたが、サラシナショウマもイブキトリカブトも咲いてはいませんでした。
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色合いが綺麗なトリカブトで惚れ惚れとします。
四国にもシコクブシやタンナトリカブトが咲きますが、もっと色が濃くて、こんなに綺麗なブルーではないような気がします。
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ブルースカイを背景に真っ白なサラシナショウマも撮影してみました。
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登山道のわきにはまだ咲き始めたばかりのルリトラノオも見られます。
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眼下には琵琶湖と平野部と伊吹山のなだらかな山頂周辺が何とも言えない眺めとなっています。
途中は暑くてバテバテでしたが、この眺めはそれと引き換えに見られた光景ですね。
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咲き誇るコオニユリは、後ろ姿を・・・・・。
ここのは花が小さめで、クルマユリでは?と思い、何度も葉を確かめましたが、やっぱりコオニユリです。
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岩陰で熱心に撮影するPさん・・。
先ほどのコオニユリにレンズを向けているのかな?
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おやおや、白花のカワラマツバも咲いています。
先ほどキバナノカワラマツバを見かけたばかりでしたが、伊吹山ではどちらも咲くんですね。
基本種は黄花のほうらしいですが、普通に良く見るのはなんといっても白花のほうですね。
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4年前にも見覚えのある日本武尊の石像のところまで来ました。
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そして、14時38分にやっとこさで山頂に着きました。
3時間半のコースを途中で私がばて、8合目からは花撮影に時間がかかったので、ずいぶんと時間を食ったものですね。
4年前には普通の服装と普通の靴で登ったのに、3合目から山頂まで2時で登っているのに、今回は一応ウオーキングシューズを履いていたのに3合目から山頂まで3時間半もかかってしまいました(^_^;
でも、おかげでというか、山頂は思ったより人が少なくて良かったです。
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山頂で記念撮影したら、茶店でかき氷でも食べましょう。
とにかく体が水分しか欲しない状態です。
7月の大山で食べたかき氷の美味しさを体が覚えていました。(^_^;
お昼ごろに着いたら、歩いて下りジョイ伊吹で汗を流すつもりでしたが、時間の余裕がないので、もう一つの案だったバス利用で下ることにします。山頂直下の駐車場から、大垣行きのバスが出ていて、4年前にもそれに乗りたかったのですが、登山口のお店に荷物を預けていたので、仕方なく歩いて下ったのでした。
バスの時間はあらかじめ調べてありましたが、念のために茶店のおじさんにお尋ねして時刻表を見せてもらいます。やはり最終のバスが16時20分です。
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かき氷を食べたら、山頂周辺を散策しますが、バスの時間までに1時間半ぐらいしかありませんので、気持ちが急きたてられます。それに、それまでピーカンだった空に、少しですが雲が出てき始めたのです。
↑東側に広がる展望で、平野部は濃尾平野なのでしょうか?
肉眼では町がしっかりと見えていました。
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北の方へと歩いていきますが、ネットが随所に張られていて痛々しいです。
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Pさんが見つけた小さな花です。
最初はルリトラノオの小さいの?と思いましたが、ちょっと違うようです。
マクロレンズを出せば良いのに、そこまでの余裕がありませんでした。
調べるとヒヨクソウと言う花で、クワガタソウの仲間ですね。
これも初見の花でした。
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東登山道はここから始まるそうですが、これを利用すると駐車場まで1時間ほどかかるそうで、バスに送れたらアウトなので、時間切れでやむなく諦めます。
ほかの遊歩道に比べると、登山道の雰囲気が強く、静からしいのですが・・・。
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シモツケソウが群生している辺りですが、話に聞いているほどではなかったです。
たぶん、シカに食べられて激減しているのではと思います。
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4年ほど前ならシモツケソウ、シシウド、サラシナショウマの見事な光景が広がっていたのだろうと思われます。
シカの食害は私が山登り復帰した14年ほど前には剣山で問題になり始めたばかりでしたが、その後、南アルプスでも耳にしましたし、全国規模で広がっています。伊吹よ、お前もかという気持ちでした。