前々からぜひ見てみたいと思っていた野草2種類が、9月末の高知で見られそうだというので、29日に出かけてきました。
1ヶ所だけなら、高速で近くまで行けたのですが、途中に立ち寄りたい場所があったので、下道を延々と走り、四万十川中流域まで行ってきました。
運転が苦にならない私でもさすがに8時間以上の運転は山登りより疲れました。(^_^;
その見たかった花と言うのはオオクサボタンです。
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↑初めて見ることができたオオクサボタンの花です。
見に行く直前に野草仲間の方たちと話していて「クサボタンとどこが違うのですか?」と尋ねたら、とにかく花が大きいから直ぐにわかると言われました。
見つかるだろうか?という心配を吹き飛ばすように、たくさんのオオクサボタンが道路法面に咲いていました。
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今年は伯耆大山で7月にクサボタンを、そして8月に四国カルストでツクシクサボタンを見ているのですが、クサボタンとツクシクサボタンはよく似ています。
実際、ツクシクサボタンはクサボタンの変種と言うことです。
ところがオオクサボタンはそのどちらとも葉の様子や花の様子が違いました。
先ずは花茎ですが、クサボタンやツクシクサボタンほど長く伸びず、精々20センチぐらいでしょうか。
そして、花冠の長さは2センチほどもあって、クサボタンの花の長さの2倍はあると思います。
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種が飛んで良く増えるようで、周囲に株がびっしり見えています。
花の時期もクサボタンやツクシクサボタンが7月~8月と早いのに比べ、オオクサボタンは9月末が花期のようです。
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開花が早かった株が少しだけあって、果実をつけ始めていました。
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果実を横から見たところです。
↑の株はまだ今から花が咲く花芽の状態です。
訪問の時期としては良い時期に行くことが出来たようです。
また、自生場所はクサボタンやツクシクサボタンのように標高の高い場所ではなく、精々標高200mとかそのぐらいの場所なので、暑さに耐える植物のように見受けました。
花冠の先端がクサボタンほど反り返らないようです。
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この株など、花茎が3本も上がっているようでした。
無造作に咲いていて、ちょっと驚きましたが、つい5年ほど前はネットで検索してみても花の画像も情報もほとんどヒットしなかったと記憶しています。
高知でもかなり西の方に自生し、訪れるのが結構大変な場所なので、あまり人の目に触れる機会は少なそうです。
ともあれ、長年見たかった花に出会えたことに感謝です。
自生地情報を教えてくださったKさん、ありがとうございました。