久しぶりの花散策はあれもこれもと欲張って見たくて、もう一か所でも車を停めてしまいました。
去年も立ち寄った場所ですが、ここも素晴らしくいろいろな花が咲いている場所です。
と言っても道ばたなんですけどね(^_^;
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重く実った稲穂が頭を垂れる稲田の向こうには赤い石州瓦の屋根が見えます。
中国地方独特の趣のある民家です。
9月の山陽本線の鈍行の旅でも車窓から赤瓦の集落をいくつも見かけましたが、中国地方の山間部の集落は日本中でいちばん綺麗な集落だと思います。
そして、この家の直ぐ近くに、ふだんあまり見ることのできない何種類もの野草が咲くのです。
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先ずはキセルアザミです。
下向きに咲くその姿かたちで、数多いアザミの中でも何とか名前がわかるアザミです。
四国だと、湿原などに行かないと見られませんが、ここはなんということのない田んぼの畔の近く。
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キセルアザミのすぐ後ろでもショウマのような花の咲き跡が見えています。
ギボウシの葉も見えるし、たぶん、四季それぞれにいろいろな野草が咲くのだろうと思います。
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去年は車で走っていても目について仕方なかったゴマナも咲いていますが、今年は花の咲くのが早い様で、今年は去年ほどは目だっていませんでした。
これも四国では見られないキクの仲間ですね。
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朝露を身にまとい、雰囲気のある姿です。
残念なのは山の陰になって、光がまだ十分でないので、本当の色が出てないことでしょうか。
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垂れ下がるように咲いているのはアキノキリンソウ・・・。
葉が少し紅葉し始めていました、
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アケボノソウが去年も咲いていましたが、今年もやっぱり咲いていてくれました。
今年はアケボノソウの初見を中国地方で見ることになりました(^_^;
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アキチョウジも画像では色が出ていませんが、咲いています。
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まだ咲き始めという感じのアキチョウジでした。
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ヒヨドリバナとクロバナヒキオコシが溝の辺りで群生しています。
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最初見たとき、こんなにクロバナヒキオコシがたくさん咲いているとびっくりしたのですが、どうやら果実らしいです。
果実も黒くなるのかな?
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花のほうはこんな感じですね。
これも朝露を纏って、良い雰囲気ですね。
中国地方では雑草みたいなものらしいですが、四国に住む私たちにとっては憧れの花です。
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クロバナヒキオコシの一面の群生も見られました。
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最初、タムラソウかなと思っていたのは、帰宅して良く調べるとビッチュウアザミのようです。
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ビッチュウアザミは「山地の林縁や河原などに生える多年草で、高さは1~2メートル。花期には根生葉はなく、茎葉は羽状に浅く裂け、しばしば鎌形となり、基部は狭くなるが茎を抱く。 頭花は枝先に多数付き、淡紅紫色。総苞は長さ8ミリほどで、著しく粘りがある。花期は8~10月。兵庫県以西の中国山地に分布する。」とのことです。
総苞に粘りがあるというのは面白いですね。
次回見てみたら、調べてみたいです。
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↑去年、同じ場所で撮影したタムラソウですが、今年は咲いていませんでした。
花が今年は早いので、すでに咲き終わっていたのかも知れません。
それにしても、同じ場所で、タムラソウ、ビッチュウアザミ、キセルアザミの3種類が見られる場所ですから貴重ですね。
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ツリガネニンジンも咲き残っていました。
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ミゾソバがここでも溝に群生していますが、日が当たってないので、花は咲いていません。
これが全部咲くと、さぞや見事でしょうね。
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そして、最後に、去年はここで見つけられなかった花…アカバナも見つけました。
高山で見かけるイワアカバナと違い、こんな山すそに咲くんですね。