今年もなんとかトサコバイモを見ることができました。
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いつものことながら、目が慣れるまでは見つけるのが大変です。
トサコバイモは葉の色も花の色合いもどちらかというと褐色をしたものが多く、同系色の枯葉の中から咲きあがるのです。
おまけにトクシマコバイモほどではないですが、出始めの株は大きさも草丈5センチほどで小さいですから・・・。
それだけに出会えた時の嬉しさはひとしおですね。
花の形は長細い筒型が多いですが、中にはフレア咲きというかわずかに裾広がりの形をしたのもあります。
咲き始めの、まだ万歳をした格好のような個体です。
クリのイガとのツーショットなので、花の大きさがわかることでしょう。
たまに、葉っぱが青々としている株もあります。
全部がこんな色の葉っぱだと見つけやすいんですけどね。
指で持ち上げて葯の色を見てみます。
葯の色はちょっと青っぽい色をしているので、ホソバナコバイモとの見分けがつきます。
また、四国にはホソバナコバイモは分布してないので、その点からも間違うことはありません。
良く似た花の形としてはトクシマコバイモも長細い筒型ですが、トクシマコバイモが咲くのは徳島東部の山だけで、花の時期もトクシマコバイモが1ヶ月近く遅いです。
↑いちばん平均的なトサコバイモと言えるでしょうか。
最初に出会うまではずいぶん探しまわった花ですが、意外といろいろな場所に咲いているようで、今までに5か所ほどで見ています。
この春ももう一度ぐらい見てみたいのですが、さて、どうなることやら?