ほんとは3月19日に広島の比婆山に登っているのですが、順序がちょっと前後するのをお許しいただくとして、3月24日に県境方面を散策してきたので、その記録を咲きにアップするとします。
いつもならもっと早く見に行くアワコバイモですが、今年は3月に入ってから気温が低めで花が遅そうです。山仲間との週一の山行も行っているし、3月半ばは主人と京都にプチ旅行したりと、何かと忙しかったのです。
県境方面に車を走らせるのは今年に入ってまだ二度目です。
駐車場には車が2台ほど駐車してありました。私が歩き始めようとしたところに、愛媛ナンバーの車が一台。この場所は色の濃いユキワリイチゲが咲く場所として県外からも花好きな人が見に来るようです。
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この場所に行くメインの目的はアワコバイモとユキワリイチゲなのですが、渓谷に入った途端にいろいろなものが目につきます。
↑アブラチャンの花もその一つですが、早春に咲く黄色いこの花が大好きです。
この花を見た場所の一つ一つが頭に浮かびます。祖谷の渓谷、高知の山中、愛媛のせせらぎのほとり・・・。
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早春の黄色い花が咲く季節は、まだまだヤブツバキの花盛りの頃と時期が重なっています。後ろの赤はヤブツバキで、ヤブツバキは桜の咲くずっと前から咲き始め、桜が散った後でもまだ咲くということを知ったのは、花散策を始めた15年ほど前のことでした。
今日はトサコバイモの花を見に行ったのですが、その山でもヤブツバキがまだまだ綺麗に咲いていました。
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渓谷の入り口ではフサザクラの花らしきのも見えていました。
望遠レンズで引き寄せますが、肉眼では花が咲いているのかいないのかまで見えませんでした。
画像をトリミングしたら、初めて、フサザクラの花が咲き始めていたのがわかりました。
自宅にシダレカツラの花が、ちょうどいま咲いていますが、フサザクラと同じく花弁のない地味な花を咲かせます。
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地面に何か青いものがちらほら見えていると思ったら、アオイスミレでした。
早春のスミレ・・・アオイスミレが咲くと知っていたらマクロレンズを持参するのでしたが、ここ2年ほど3月ヶ忙しく、アオイスミレの存在をとんと忘れていました。
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葉柄や萼片が意外と毛深いスミレですね。
早春に咲くアオイスミレは四国の里山などではあまり見かけず、ある程度標高のある山地でなければ見ることがありません。
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こちらはまだ咲いていませんが、クロモジの花芽です。
花は咲いてなくても、花芽が十分美しいですね。
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ちょっと咲き傷んだフキノトウが1株・・・。
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気温があまり高くないのと、日差しがまだ十分ではないので、ユキワリイチゲが半開きです。
とはいえ、ここのユキワリイチゲは一際紫色が濃いので有名です。
その名もルリイチゲと呼ばれ、県内外から花の時期には人が訪れます。
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落ち葉の中から顔を出しているのがユキワリイチゲの特徴ですね。
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アワコバイモのほうはいつもと同じ場所でにぎやかに咲いていてくれました。
まるでお話をしているような2株。
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ここは3輪まとまって咲いていました。
岩の上なので、盗掘する人も少ないのでしょう。毎年、この場所には良く咲きます。
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草丈も15センチほどになり、立派な株ですね。
えらの張った顔がアワコバイモの特徴です。
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ユキワリイチゲの葉の中かから咲きあがったアワコバイモ・・。
来年辺り、ユキワリイチゲとのツーショットが楽しめそうです。
苔の上で咲いているのも格別ですね。
早くもイチリンソウの芽がスタンバイしていますが、その近くにヤブツバキの落花。
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落ち葉の中で伸びやかに咲いているアワコバイモとも対面できました。