ザックを道沿いの邪魔にならないところに置いたら、滝までのピストン開始です。
「道はありませんから、気を付けて下ってきてください」とKさん・・。
滝までは約10分ぐらいかかるそうです。
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↑急斜面をトップで下られるKさん。
先週も滝まで歩かれたとか・・・。
続いて私が下りますが、Kさんは身軽であっという間にはるか下のほうまで行かれたのですが、振り返るとPさんもなかなか苦戦している様子。
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掴まるような木もないので、足を滑らせないように慎重に下ります。
そういう私も、途中でかなり大きな石があったので体を支えようと石を掴んだら、石がずるずると落ちてしまい焦りました。幸い、下に人がいなかったので良かったけど、あんな大きさの石がずり落ちてしまうなんて登山道ではありえないので、ここはやっぱ自己責任で下るところなんですね。
おまけに、ストックを一つ滑らせてしまい、何とかストックのところまでいきつけて回収できましたが、最悪の場合、ストックを回収できないかもと覚悟しました。
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Pさんも何とか安全なところまで下ってきたようです。
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下りきったところは、まさに谷底と言う感じの場所です。
急斜面を標高差にして50mは下ったと思います。
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ここでも谷底の狭い空を見上げると真っ青な空・・。
今年に入って山歩きのたびに真っ青な空を見ながら歩いています。
沢に沿って、滝まで少し登っていく途中、ジンジソウの葉が目に留まりました。
こういうところはジンジソウにとっては格好の居場所ですね。
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大きな木が生えていて、見上げると羽状複葉の葉が見えているので、たぶんサワグルミの木ですね。サワグルミはこういった谷に生えている木で大きいものになると樹高20m~30mにもなります。
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一方足元にはヤマシャクヤの株が見えていて、Kさんが一週間前に来た時には花が咲いていたそうです。
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天然のワサビも少しですがありました。
葉を一枚いただいて、一服の清涼剤とします。
辛党にはたまらない味ですね。
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結局、8時54分、滝のすぐ下までやってきました。
ストックを回収したりで、少し時間がかかってしまったようです。
名野川コースを歩かれる人でもこの滝まで来られる人はそう多くはないでしょうから、珍しいところまで案内していただきました。
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滝を撮影した後は、すぐに引き返します。
まだまだ登りが控えてますからね・・。
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帰り道ではエンレイソウを見かけましたが、その前に登った金ヶ谷山で嫌と言うほど見ているので、あまり目新しさは感じません。
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下ってきた急斜面を、今度は登り返します。
身のこなしの軽いKさんは登りでもあっという間に登られていきます。
何しろ、いちばん最初に裏寒風でお会いした時は、珍しい花見たさにザックを背負ったまま一緒に裏寒風を下ったのですが、「ここをザックを背負ったまま下れるんだ」と妙に感心したものです。
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先に登山道まで登られて、私たちが登ってくるのを待っているKさん。
余裕ですね。
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9時10分、ザックを置いた場所まで帰ってきました。
滝のピストンに丁度30分ほどかかったことになります。
登山口からだと滝の往復も含めると1時間40分も行動していることになるので、この辺りで休憩を入れることにしました。
下から吹き上げてくる風がこの日は冷たく感じるぐらいなので、風を避ける場所で座ります。
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休憩中に、10mほど離れた斜面にもシャクナゲの綺麗なピンクが見えていて、楽しみながら行動食を頂きました。
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コミネカエデかな?
綺麗な新緑を手前に入れてシャクナゲのピンクを撮影します。
9時22分、シャクナゲを撮影したら、歩き始めます。
あとどのぐらい歩けば、シロヤシオが咲いているかな?
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歩き始めた途端、あっちにもこっちにもシャクナゲが咲いていて、きょろきょろするのが忙しいです。
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朝日が射して良い感じですね。
3時半起きしたおかげで、まだ時刻は9時台です。
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頭上には相変わらず眩しい青空と、いろいろな色合いの新緑・・・。
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時々、その新緑の上から筒上の山頂が姿を見せます。
でも、先ほど見たのほど高くは感じませんね。
かなり登ってきたということでしょう。
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あらまぁ、樹林の間から、稜線まで見えてきたようです。
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休憩した場所の少し上あたりまでは沢の音が聞こえていましたが、ササが見えてくると沢の音はもうしなくなりました。沢の源頭部よりも上まで登ってきたようです。
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そして、青葉を繁らせたブナが辺りに見えてきました。
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ブナの間にヒメシャラも見かけるようになりました。
こういう雰囲気になってくると、シロヤシオも近そうですね。