硫黄乗越を過ぎると、あとは千丈沢乗越を目指して歩くわけですが、前回は雨とガスの中を歩いたもので展望がなかったので、どのあたりを過ぎたら千丈沢乗越なのか見当がつきません。
行く手に槍が見えている中、休憩されている方が二人いたので槍と一緒に撮影させていただきました。
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↑空は相変わらずの曇り空ですが、槍が今までずっと見えているのがありがたいですね。
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その辺りの岩場にはウメバチソウが咲いていて、その可憐なことと言ったら・・・
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草付きにはハクサンフウロがまだ咲き残っていて、ウサギギクも見えています。
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9時6分、鎖場が見えてきました。
前回歩いた時も鎖場があったのは記憶にありますが、大したことはなかたっと思いました。
とはいえ今回は鎖場辺りからヘルメットを着用されている方を多く見かけたので驚きました。
2011年に歩いた時は西鎌尾根でヘルメット着用している人は一人も見かけなかったので、この5年ぐらいの間に山事情が変わっていたようです。
下から鎖場を登ってくるRさん。
以前歩いた時は何しろガスガスで下も見えてなかったので、怖くもなかったのですが、今回は千尋の谷が見えていて、転落すればひとたまりもないな~と思いました。
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Rさんの向うに何やら切り立った尾根を歩いているように見えていますが、これも実際は大したことなく、伯耆大山の稜線のほうがよほど怖いです。
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ごつごつした岩場を回り込んで歩きます。
この頃は少し青空も見えていたのですが・・・
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千丈沢乗越も近いようです。
北に目をやると白馬の特徴ある山容が遠くに見えてきました。
2009年に白馬山頂から槍や穂高を撮影しているので、こちらからも見えて不思議ではないですね。
手前に見えている山は裏銀座のどこかだと思うのですが、この辺りは最近歩いていないので、どこが見えているのやら?
前回歩いた時は鎖場は短かったように思いこんでいましたが、実際は何か所かありました。
登りなので、鎖は補助的に使う程度ですが、下りだったら鎖頼りになるんでしょうね。
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岩陰から風が吹き付ける場所に急に出てくると、風で体が煽られそうになるので注意します。
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↑なぜ、こんな空画像を撮っているかと言うと、このとき西鎌尾根の稜線上を戦闘機が二機、飛んで行ったのです。すさまじい爆音で一瞬何の音かわかりませんでした。おそらく北朝鮮関係だったのだと思いますが、あまりに速くてとても撮影することができませんでした。
過去には四国の伊予富士に登っているとき、やはり戦闘機が稜線のすぐ上を飛んで行ったのを見ていますが、それ以来でした。
はるか下に見えているのは新穂高の建物のようです。
あそこまで標高差にして1800mあります。
左俣の深くえぐれた谷越しにみえているのは笠ヶ岳方面です。
7月に登った時には笠ヶ岳は晴れているときでも、今まであまり見えなかったことが多いですが、今回は笠もしっかり見ることができました。
稜線を点々と歩かれている方が見えています。
こうしてみると単独行の方も結構多いですね。
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行く手に小槍も見えてきました。
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荒涼とした岩くずの斜面にイブキジャコウソウのピンク・・。
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鎖のすぐそばにシコタンハコベらしき小さな白い花も咲いています。
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クモマスミレも相変わらず、ぽつぽつと咲いていますね。
槍は岩に隠れて、正面に大喰岳が見えてきました。
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再び、稜線の北側を巻くようになりましたが、行く手に人の群れが見えてきました。
どうやらあそこが千丈沢乗越みたいですね。
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トリミングすると、人が集まってますから間違いなさそうです。
丁度登山道の傍らに休憩するのに良い場所があって、女性二人が休憩されていたのですが、風を避けて休憩したほうが良いですよと言ってくださったので、彼女たちと入れ替わりに岩陰で休憩することにします。時刻は9時45分。ここから先はずっと厳しい登りだったような記憶があるので、何か食べておいたほうが良さそうですね。
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休憩しているうちに、槍の周囲に笠雲?らしき雲が播き始めました。
ということは近いうちに雨が降る??
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休憩場所からははるか北に白馬も見えていて、退屈しません。
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10分ほど休憩した後、千丈沢乗越に向かいますが、この頃には稜線にガスがかかってきました。
どうやら天気は下り坂のようですね。