その後も、槍の穂先はガスったり晴れたりを繰り返しました。
待っていても完全に晴れるという保証もないので、あまり遅くならないうちに上に登ろうということになりましたが、Rさんのご主人がなかなか槍から下ってこられないようです。ヘルメットのレンタル代をうかせようとしたのですが、あまり待ってもおれないので、Rさんも小屋の受付でメットをレンタルして登ることにします。私ももちろん、レンタルします。
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私はウエストポーチとカメラだけ持ち、Rさんはカメラも持参せず撮影はスマホのみのようです。
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コースが登りと下りとで分かれます。
登りの人は↑向きの白ペンキの矢印を辿ります。
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目の高さに、トウヤクリンドウが1株咲いて・・・
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登ってくるRさん・・・
画像だとすごそうなところを登っているみたいみ見えますが、実際はどうということはないです。
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見上げると、空がかすかに青くなってきました。
この日はガスと青空が激しく入れ替わりますが、高山の天気はそんなものです。
この日は雨が降らなかっただけ、まだましです。
最初に登った時は雨の中でした。記録はこちら。
二度目は天気がまずまずで人も少なかったので山頂で30分ほど展望を楽しみました。記録はこちら。
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それでも、辺りはうっすらとガスが立ち込めています。
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最初の梯子場です。
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半分ほど登ると、流れが止まりました。
どうやらこの先の梯子場で人がでつかえているようです。
この日は月曜日なのですが、TVで紹介されたせいか槍が人気なんでしょうか。
もっとも、高度3000mを越えて空気も薄いので、空いているからとどんどん登るというのも無理な話です。
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上のほうに青空が出てくれると、爽快感も一入。
ガイドさんに案内されている方もいて、ガイドさんとザイルで繋がれていましたが、ここではそんな様子は初めて見ました。
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振り返ると大喰岳の雪渓がガスの切れ間に見えています。
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眼下には槍ヶ岳山荘の赤い屋根・・。
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少しずつガスが上がっているのか、槍沢方面もかなり見えてきました。
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梯子場の下に槍沢を下るジグザグの登山道が見えています。
これが最後の梯子場ですね。
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14時54分、槍の穂先に着きました。
山頂はあまり広くないのですが、20人ほどの人がいて、山頂でこんなにたくさんの人がいるのは初めて見ました。
山頂での記念写真の順番待ちをしているようで、ちょっと時間がかかりそうです。
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表銀座方面を眺めている方たち・・
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Rさんも梯子場を登って、山頂到着です。
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はるか下に沢が見えます。
高瀬川の源流?
常念岳もガスの切れ間に姿を現しました。
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山頂の祠です。
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こちらは大天井方面のようですね。
私たちの前にいた若い男の子たちに頼まれてシャッターを押してあげたら、彼らが私たち二人の写真も撮ってくれました。
Rさんはほぼ10年ぶりの槍の穂先だとか・・・
それにしても、最近はスマホがあるので、山頂での写真をかなり長時間撮る人が多くなり、そのためか山頂の滞在時間も長くなり、結果的に混むようになったのかも・・・
撮影好きの私なので、他人のことは言えませんが(^_^;
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15時20分、下り始めますが、これも順番待ちしてようやくと言う感じです。
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途中の下りもときどきつかえてしまうので、ところどころで待ちながら・・・
私たちのすぐ前を下る若い男の子のグループの中の一人が高所恐怖症ですごく怖がっていたのですが、こういうのは年齢に関係ないみたいですね。
下ってきた後は山荘の談話室でRさんのご主人に西穂から槍への縦走の印象や簡素王をお聞きしたりしましたが、ご主人の話を聞くと大キレット辺りもそう怖くないということなので、なんだか行ってみたくなりましたが・・・
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夕食時にはご主人の完走を祝してビールで祝杯を上げようとしたのですが、下戸でいらっしゃるそうで、結局、Rさんと私はいつものようにビールで、ご主人はコーラで祝杯をあげたのでした。
この日の山荘の食事は2交代で、8月の最後になってようやく小屋も活気を取り戻したようです。
食事が終わるころに窓から槍の姿がはっきりと見えてきたので、慌ててカメラを取りに戻り、山荘の前に出てみました。
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夕方になってすっきりと晴れた槍を激写する方たち・・・
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テラスの前では激しくガスが動きます。
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やがて常念が姿を現しました。
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南には大喰岳・・・
何年か前の朝にはモルゲンロートを撮影した場所です。
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Rさんは翌日下る飛騨沢への下山口を確認に行きました。
テントが見えている辺りのすぐ向こうから下るのです。
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私はこの日登ってきた西鎌尾根方面への下山口へと移動しました。
ここからは立山方面が見えるはず。
見えました・・・立山の後ろには剱岳の一部も・・・
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歩いてきた西鎌尾根辺りは雲海に覆われていました。
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翌日は雨予報が出ていますが、その前に良いものを見られたことに感謝ですね。
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小屋の前まで戻ってみると、北穂?らしき峰も顔を出していました。
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この日写した最後の一枚です。
夜は3000mの高所とは思えないほど暖かく、暑さを感じるほどでした。
最近の山小屋は断熱材を使ってるんでしょうか…10年ほど前はかなり寒かったと思うのですが・・・