2年前の秋に岡山在住の山仲間のYさんが亡くなられました。
亡くなったことを知った日は、私が退院してきたその日のことでした。
同じような病気でしたが、彼女は返らぬ人となりました。その後、彼女の仏前に山仲間とお参りに行ったときのこと、彼女の遺影は大山一の沢でイワカガミの咲き乱れる中でほほ笑んでいる写真だったのでした。
その時同行していた山仲間たちで、Yさんを偲んで一ノ沢に行こうという話が出ました。ところが、去年はコロナ禍で大山の花の時期にはとても遠出ができる状態ではなかったのでした。今年は山ならコロナ感染の心配もそれほどないということで、一ノ沢行きの話が復活しました。
ルートをご存じのエントツ山さんにお願いしたところ快諾いただき、6月6日に決行となりました。
なお、このルートは事後に知ったのですが、登山禁止となっているそうで、アップに当たっては悩みましたが、私的な記録ということで、ご勘弁いただきます。2年前に私自身も病気をして一か月の入院を2度経験しましたが、山歩きももうできなくなるかもしれないと思いながらの病床で、自分自身のブログで山の記録を振り返ることが唯一の心の支えでした。そんな経験を踏まえて、今回も花と風景に重点を置いて記録させてください。
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↑稜線をバックに何とか咲き残っていてくれたオキナグサです。
大山と言えば6年前には三ノ沢に行っていて、その時の記録はこちらです。
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当日、6月6日は坂出某所に6時集合とします。
所要時間がどのぐらいなのかわからず、夕食の支度も前もって済ませてきました。
今回もAさんが車出しをしてくださって、7時15分には蒜山SAに着きました。
久々に、SAから大山の姿が見えています。
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今回は溝の口インターで高速を下ります。
駐車場所に車を駐車したら、支度をしてまずは車道歩きです。
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今から登るルートを説明してくださるエントツ山さん。
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一ノ沢に出ると、早くもダイセンクワガタが咲いています。
ここ数年、大山にはご無沙汰していたので、ちょっと久しぶりに見るかな?
大山には無造作に咲いています。
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この辺りは標高が低いので、ほぼ終盤という姿ですね。
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中国地方には多いけど、四国の山には少ないヤブデマリの真っ白な花。
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右岸を歩いたり、左岸を歩いたりしましたが、最終的には右岸へ。
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一ノ沢と言っても涸れ沢で、大山の沢はどれも崩落がひどくて土砂が絶えず落ちているので、沢には石や砂ばかりが溜まっています。
これらの土砂がたぶん大雨の時には下流にどっと流れ落ちるので、砂防ダムがいくつも築かれています。
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そんな砂防ダムの堰堤をエントツ山さんがお助けロープをかけてくれて、よじ登ります。
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堰堤を越えてもしばらくは藪漕ぎです。
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この赤い斑入りのスミレの葉は、アカフチツボスミレでいいのかな?
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上を目指して登っていきます。
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右手上方に見えているのは稜線かな?
大きな木は一つもないので、上から下まで丸見えです。
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生えている木々も精々、背丈ぐらいの木ばかりです。