今まで伯州山にはイワウチワの季節にしか来たことがありませんでしたが、山頂に誰もいないということはなかったのでした。去年の春も少なくとも30人以上はいらっしゃいました。
けれども雪の季節となると、さすがに訪れる人も少ないのですね。
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↑山頂からは大山だったのか蒜山だったのか、雪のついた山がぼんやりと葉見えていましたが、残念ながらはっきりとは見えませんでした。
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山頂で眺めを楽しむメンバーの方たち
特にYさんは奥様と登られた時のことを思い出されたことでしょうね。
この日はまだコーヒー休憩してなかったので、すぐ下の小屋まで下って休憩という話も出ましたが、こんなに風もなく暖かで穏やかな日に、山頂で展望を楽しみながらコーヒーを飲まない手はないと思い、山頂でコーヒーとしましました。
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↑恩原高原や山麓の眺めなど見ながら、雪の上の時間を楽しみます。
冬の山では風のあるのとないのとでは天と地ほども違うのです。
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14時50分、下山にかかりました。
Yさんから前もってお聞きしていたコースタイムは6時間で、10時出発で16時には下山できるかなと思っていたので、ほぼ予定通りですね。
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伯州山は山頂直下に小屋があります。
山頂からほんの2~3分です。
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小屋の周辺にブナがあるのも毛無山と同じですが、毛無よりも下山もずっと楽で早いです。
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ブナは保水力のある木だそうで、幹の表面も濡れたようになっていました。
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下山は尾根ルートを下るのかと思ったら、トレースは小屋の下からすぐに下っていました。
↑尻セードを楽しむRさん
私もちょっと試してみましたが、雪質なのか傾斜が足りないのか、あまり滑りません。
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雪の上に、ブナの実が点々と落ちていました。
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↑下に沢が見えてきたので、どうやら沢コースを下っているようです。
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そのうち、私の右足のワカンがとうとう外れてしまいました。
つけるのも面倒だったので、登山靴だけで歩けるかどうか、片足だけワカンがない状態でその後は歩きました。この日は最初から最後まで登山靴だけで歩行している人も何人か見たからです。
結果、登山靴でも歩けることは歩けますが、時々、雪にもぐってしまいました。
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途中、沢の渡渉があって、沢から這い上がるときにスノーシューやワカンをはいたままだと上がるのに苦労しますが、片足は登山靴だけだったので、それは楽でした。
ケガの功名?
ただ、ものぐさでそうしただけだったのですが(^^;)
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途中、雪の斜面を転がってきた雪の玉がまるでバラの花の様になっているのを見ました。
こんなの初めて見ました。
私が思ったのと同じで、「スノーローズ」というそうです。
Yさんが、「こういうのは雪山を歩いていると、時々見かけませんか?」と仰るのですが、何しろ、四国の山にはそこまで雪が降らないので、私は初めて見たのです。
雪の多いところならではの景色ですね。
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渡渉はもう一か所ありました。
渡渉の時に濡れたのか、それともワカンなしで雪に接する面積が多いからか、最後の方にはワカンをはいてない方の登山靴の仲が少し濡れてきました。
暖かい日だったから良かったのですが、寒い日だと一発でしもやけになります。
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↑15時29分、尾根ルートとの合流点を通過しました。
ここまでくると、あとは林道歩きです。
と言っても、雪が積もっているので、同じような感じですが・・・・
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↑15時45分、赤和瀬駐車場に下ってきました。
近くの民家では男の方が雪かきをされていて、雪の積もる場所は生活するにはほんとにご苦労が多いでしょうね。
↑残っている車は、Yさんの車を入れても2台でした。
Yさんは運転用の靴をAさんの車に置き忘れてきたそうで、人形峠への移動は靴下はだしで運転してくださいました。
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帰りの車窓から撮影した集落の様子ですが、ほんとに雪国そのものですね。
いつも春にばかり来ていたので、全く違う風景でした。
人形峠にはたぶん16時15分ごろには着いたと思いますが、車はまだ5台ほど残っていました。
それに、その後も雪を見るため?雪遊び?なのか、やってくる車があって驚きました。
確かに岡山と一口に言っても県南と県北ではまるっきり様子が違いますね。
Yさんとはここでお別れしましたが、Yさんのおかげで初めて歩く高清水トレイルをいきなり雪の縦走という形で歩けました。
奥様もきっと天国で見ていてくれたでしょうか。
ご主人が元気に山を歩かれている姿を天国から眺めて喜んでくださっていることと思います。