佐々連尾山到着は12時半ですから、私たちはもちろん、ここでお昼にします。
前を行かれていたユリコさん達のパーティーはなおも進まれようとするので、「大ぶなの駄馬でお昼ですか?」とお尋ねすると、佐々連尾山の少し先に広い場所があるので、そこでお昼にしますとのことでした。ということは大ブナの駄馬に行かれるんでしょうか?
![]()
↑大森山方面をバックに、休憩のため、カメラをバッグにしまわれるKさん
私たちはもちろんここでお昼休憩です。
![]()
雪の上にシートを敷いて、のんびりと歩いてきた道を眺めながらお昼にします。
この日はほんとに無風快晴の一日で、こういう日に行き当たると冬山や雪山でも昼間は天国みたいなものですね。
ダウンすら着ることがなく、ウエア二枚を着込んでいただけなのに、全然寒くありません。
![]()
熱々のコーヒーが飲みたくて、この日はガスコンロを担ぎ上げてきました。
この後どうする?という話になって、大ブナの駄馬に行くなら周回コースを歩く方がいいとRさん・・・でもかなり長そうですね。Kさんが、「ここから引き返した方がいいのでは?」と・・・
それが良さそうですね。霧氷もついてないので、大ブナの駄馬のブナを眺めても魅力半減ですし、周回しているときっと下山がかなり遅くなることでしょう。大ブナの駄馬は次回にということで、それならゆっくりコーヒーとおやつをいただく時間があります。
コンロで沸かした熱々のお湯でコーヒーを淹れ、チーズケーキで食後のデザートにします。
![]()
↑絶景を眺めながら、至福の時間でした。
![]()
13時12分、山頂で記念写真を撮ったら下山にかかります。
![]()
ブナの樹の間から見えているのは赤星山から二ツ岳への稜線です。
![]()
西に向かって歩くので、登りでは西日が眩しいぐらいでした。
![]()
西日を受けてまるで北アルプス?と思うぐらい、神々しく見える剣山系の山々
この日は午前中は石鎚山系が、そして午後は剣山系が綺麗に見えました。
![]()
稜線の岩場の雪も帰路ではかなり溶けていました。
途中、カメラに雪がはねたのか、この後、画像が水滴のせいで余計なものが写っています。
![]()
大森山までは少しですがアップダウンもあるので、下山と言っても登ったり下ったりを繰り返します。
![]()
大森山直前から剣山系を眺めるKさんとRさん
![]()
この日は四国のどこの山も快晴だったようですが、帰り道では笹ヶ峰より西の方では雲がかかり始めていました。
でも、大森山周辺は終日青空でした。
![]()
14時5分、大森山まで帰ってきました。
ここで10分ほど休憩を入れます。
雪だるまを作りたかったけど、赤い実も何もなくて・・・・
一年前はこの山頂が寒くて凍えそうだったのがウソのように、雪を触っても冷たくも感じず・・・
とうとう私はつけていたアウトドア用の薄手の手袋も外したほどでした。
![]()
午前中は素晴らしく良く見えていたチチ山方面が逆光になって、さすがにあまりよく見えません。
![]()
14時20分、再び下り始めました。
![]()
稜線の端っこまで来たら、ここからはロープ場があるので、気を引き締めなくては・・・・
途中から凍っているところもないので、もうアイゼンも必要なくなり、アイゼンは外しました。
ところが、Kさんのアイゼンのベルトが外れなくて、苦労しました。最後は私がベルトを何とか緩めて外れましたが、こういう手先の作業も寒くて手がかじかんでいるときなど苦労しますが、この日は暖かだったので、まだ楽でした。
![]()
二か所あるロープ場も、何とかクリアです。
Rさんも去年の下りよりずっと短時間で下れました。
岩場は苦手ということで、下りはRさんが最後に下ります。
![]()
まるで雪が解けて春山みたいな雰囲気の下山風景です。
西に向かって下っていくので特にそう感じたのかもしれません。
![]()
猿田峠では少しの間休憩しました。
↑まるで雪の見えない大森山。
![]()
でも、峠から下り始めると、日陰では雪がまだ残っていました。
林道に下ろうとした時、後ろから声がして、ユリコさんのパーティーの方たちが追い付いてこられました。
てっきり大ブナの駄馬迄行かれたかと思ったのですが、行かれなかったそうです。
そして、「落とし物してませんか」と差し出されたのはなんと私のダウンでした。
この日は暖かだったので、ダウンをザックの背中のゴムに挟んでおいたのをいつの間にか落としていたらしいです。
おまけに私の眼鏡まで拾っていただいてました。
トレースをつけていただいた上、落とし物迄ひろっていただき、何から何までお世話になってしまい、ありがとうございました。
![]()
朝、見かけたつららはさすがに溶けかかってましたが、夕方になれば気温が下がるので、また凍るんでしょうね。
そして、朝、落としてしまったペットボトルのお水も、帰りには無事回収することができてほっとしました。
![]()
16時20分、登山口のトンネル出口まで帰りつきました。
それほど遅くなることもなく、やはり佐々連尾山までにしておいて正解でした。
いろいろと小さなハプニングはありましたが、先行して下さったユリコさんのパーティーの方たちのおかげで、何とか念願の佐々連尾山まで行くことができました。
それに急遽、Kさんが参加して下さったおかげで心強かったです。
何より青空とお日様のせいで、一日中、真冬の山とは思えないほど暖かくて、体も動かしやすかったのが良かったです。冷たい風が吹く日は、休憩することさえ難しいのですから・・・
欲を言えば青空に霧氷が欲しかったですが、それはまた次回でしょうか。