総領の自生地は初めての訪問だったので、近くの道の駅で開花状況などお聞きしてから向かいました。
そのとき紹介されたのが二か所の自生地で、最初のが前の記事でご紹介した多弁花の咲く自生地です。
その次に紹介された場所はもっと川に沿って遡った場所でしたが、場所がよくわからず苦労しました。
少しうろうろした後、何とかわかったのですが、自生地に着く前に少しばかり雪道を歩いて行ったりしました。岡山の自生地に比べると雪深いような気もしますが、今年は西日本も何しろ雪が良く降ったので、岡山の自生地も同じように雪があったのかもしれません。
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↑説明は聞いてましたが、自生地に入ってすぐに赤い花が咲いていたので驚きました。
セツブンソウと言えば真っ白な花とばかり思っていましたが、こんな色があるの??
葉も全体に赤っぽいです。
花は何でも赤い花が咲く株は茎も赤っぽかったりするし黒い花が咲く株は葉や茎も黒っぽくなることが多いですが、セツブンソウもやはりそのような感じです。
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↑ちょっとした群落で咲いてますが、そこまで赤くはないですが、ちょっとピンクがかった花も見えます。
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この2輪もうっすら赤い色を帯びていますね。
葉にも赤い色が入っています。
手前の切れ込みのある葉っぱも気になりますが・・・・
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ここの自生地を観察すると、たぶん夏場はササが生えている場所です。
そのササをセツブンソウのために冬場は刈ってあるようでした。
セツブンソウは私も自宅で100株ほど育てていますが、4月半ばまでには全体がなくなってしまい(スプリングエフェメラルの所以です)その後、1月とか2月に芽を出すまでは地中に球根が残ります。
なので、極端な話、芽が出る前にササを刈ってやれば、生育には影響がないのです。
むしろササがあれば踏み荒らされたりする心配もないのでしょう。
人の手が適度に入る、神社などにセツブンソウが多いのはそういう事情があるようです。
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↑これなどは普通の形状のセツブンソウの花です。
総領ではこの普通の形状の花がむしろ少ないような気さえしましたが、二つの自生地しか訪問してないので、全体はよくわかりません。
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これも綺麗なピンクの個体でした。
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法面にまだ雪が残る自生地周辺の様子です。
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赤花が咲く自生地の近くではヒメオドリコソウが咲いていました。
このヒメオドリコソウは朝日が当たっていますが、セツブンソウのほうはたぶん、一日のうち半日以上は日陰になる場所に咲いていました。
セツブンソウ散策を始めてから20年、初めて広島の自生地を訪問したところ、こんな変わり花も咲くのだな~と認識を新たにしました。