ここ20年近く毎年の様に見に行っているセツブンソウ。
今年は寒さが厳しい上、岡山の自生地はイノシシに荒らされてあまり状態が良くないそうですと、岡山の山仲間の方から連絡をいただきました。
以前見ていた自生地も数年前からイノシシに荒らされていたそうなのに、別の自生地まで??
私はまだ訪問したことがなかったのですが、広島のセツブンソウは例年通り咲いているらしいと、山仲間が問い合わせてくれて、では今年は広島まで行きますかということになりました。
訪問は2月27日と決めたのですが、その前々日コロナの3回目ワクチン接種の副反応がひどくて、ちょっとひやひやものでした。
幸い、当日の朝はいつも通りの体調に戻ったのでやれやれ・・・
現地は雪や凍結もありそうなので、今回もRさんの車を出していただくことになりました。
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↑最初に訪問した自生地は花弁(正確には萼片)の数が多い花があるということでした。
なるほど、実際に観察してみると花弁が5枚以上それも8枚とか9枚というのがごく普通に咲いていました。
今まで訪問していた岡山にもまれにそういう花が咲いていましたが、これほど多くはなかったです。
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その日は気温も高めで、民家の屋根からは雪が解けてぽたぽたと水滴が落ちていました。
地面もたぶん雪解け水で濡れたような状態で、セツブンソウもしっとりと咲いている雰囲気です。
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花弁の数を数えてみようと近付きますが、間にロープがあるので、はっきりとは数えられません。
でも10枚以上は確実にあるようです。
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↑この花なんて完全に八重咲ですよね。
こんなのは初めて見ました。
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同じ多弁花でも花弁の形が丸弁と剣弁の花が並んで咲いています。
雰囲気が違いますね。
私は自宅で同じキンポウゲ科のクリスマスローズの花を100株ほど育てていますが、変異の多さもよく似ていると思いました。
花弁ではなく萼片なので変異が出やすいのでしょうね。
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いつも見ている5弁のセツブンソウは可愛い花というイメージがありますが、多弁花は美しいイメージの方が勝っているように思いました。
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今まで20年近くも見続けてきて、セツブンソウのことはわかったような気がしていましたが、自生地によって、これほど咲く花が違うとは驚きました。
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総領の町を車で走っていても、車窓からはロウバイの黄色や紅梅のピンクもまるっきり見えません。
散策の前一週間ぐらいから庄原の気温や天候はチエックしていましたが、低い日だと気温はマイナス10℃にも下がるようで、ずいぶん寒い土地のようです。
ほかの花が全く咲いてない時期にいち早く咲くこの可憐な花を地元の方たちは、ずっと前からご存じだったのでしょうか?
↑セツブンソウ自生地で唯一見かけたほかの花は一輪のナガバノタチツボスミレだけでした。