普通のアイタデも二年程前までこぼれ種が出てきましたが、今年は見かけません。
しかし、このマルバアイのほうはずいぶん丈夫なのか、畑でも庭でも出てきます。
しかも群生します。元を正せばタデの仲間ですから、繁殖力には定評があるのでしょう。3,4年前に大阪の花友さんから苗でいただいたものの子孫です。
マクロで撮影してみると、綺麗に花が開いたのはどれだけもないです。たいていは閉じたような花なかりですね。白花桜タデや桜タデが綺麗なのは花が大きくて開いているからなんですね。
色が華やかなので、開いてなくともそれなりに艶やかではあります。
真夏は咲く花が少ないので、そんな中ではどんな花も咲いてくれるとあり難いです。
葉っぱは普通のアイタデより丸みを帯びているので、そんなところからマルバアイの名がついたと思われます。
検索では普通のアイタデと同じく、葉っぱで藍染めができるとか・・。ただ、アイタデより草丈も小さめで葉も小さいので、量が必要でしょうね。
07年9月7日追記ローランさんからマルバアイについてのコメントがありましたので、参考までにアイタデのほうの画像を貼ってみます。葉っぱが細いのと、花穂が細くて花つきがまばらということ、マルバアイよりも多少草丈が高くなるように思いますが、他にはそれほど違いがなさそうです。4年程前に育てていたものです。