例年は10月半ばには咲きあがりますが、今年は一番花が咲くのが遅くて10月末にようやく咲きました。やはり夏が暑かったのが影響しているようです。
しかし、うちから株分けしたシュウメイギクが義弟の庭に植えてありますが、義弟のところのは10月20日頃にはかなり咲いていました。義弟のところはうちから車で5分ぐらいですから、花期の差は一体何なんでしょうね。
主人の叔母に株をいただいたのは、もう20年程前のことで、最初にもらったときはシュウメイギクという花の名さえ知りませんでした。性質も勿論知らず、畑の西日が当たる条件の悪い場所に地植えしていました。その頃は枯れもしないけど、増えもしないという状態でした。
10年程前に中庭に株を移植したら、閑居があっていたのか、ずいぶん繁りました。
春先には毎年、抜いていますが、それでも中庭中に地下茎を伸ばして、春にはずいぶん増えます。
繁殖力はすごいけど、花は気品があって美しい花です。
この花を見ると、秋が来たことをしみじみ感じます。