金柑が色付く

五色台のミカンが熟れているぐらいだから、我家の金柑が熟れ始めてもおかしくはないのだろう。

中庭の隅に昔から植わっている金柑の実がうっすらと色付き始めた。

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この金柑は私が嫁いでくる前から植わっているものだから、樹齢はかなりになると思う。

考えたら、我家は果物の木が多いほうかも知れない。渋柿を筆頭に金柑、枇杷、無花果、フェイジョア、サルナシなど。以前はユスラウメ、橙、桃の木もあったが、通行の邪魔になったりで切ってしまった。橙の木はいっぱい実がなっていたが、5年程前に老木だったためか、とうとう枯れてしまった。

果実がなる木といえば、私が生まれて初めて選んだ果実の苗木は、小5のときに祖母に買ってもらった金柑だった。これは祖母と一緒に実家に程近い弥谷寺という88箇所のお寺の春市に行ったときのこと。一緒に買ってもらったピンクのつるバラは実家の改築で庭が狭くなるまで、春には綺麗に咲いていたものだ。

↑画像の金柑は去年の冬もたくさんの実をつけて、お正月に甘煮でも作ってみようかと思っているうちに、鳥の食料になってしまったようで、ふと気がついたらなくなっていた。

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金柑が色付き始めたら、冬ももうそこまで来ている。

畑では私が3年前に植えた陽光桜も紅葉を始めた。植えたときはわずか70センチの丈だった桜も今では2mを越した。来春の花が咲いた後は、またぐっと伸びて2m半にはなるだろうか?

Dsc01378 これも畑に植えてあるシロヤマブキだけど、真っ黒な固いツヤツヤとした実を幾つもつけている。この実だけは小鳥も食べられないらしく、下に落ちた実からは何本ものひこばえが芽生えている。

↑画像は葉が比較的青々とした部分を撮影しているけど、これもうっすらと葉が黄葉し始めている。やがて、木枯らし何号かが吹くと、葉はすっかり落ちて、裸木になってしまう。

Dsc01381 今日は木の画像ばかりで淋しいので、最後にこれも畑で咲いている、ユリオプスデージー。といっても、これもまるで木のように大きくなる。(実際に、木本なのかも知れないが、まだ調べてません)

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