野山の花は、咲いている場所の高度によって、咲く時期が異なる。
標高が2000m近い剣山では、4月も末にならないと花らしいものは咲かないようだ。
一方、里山では4月はまさにに百花繚乱ということに。
桜も平地でお花見が十分出来なければ、高山で山桜のお花見を楽しむと言う手もある。
トップは4月13日撮影、シロモジ。今年の本格的な山登りは4月13日の皿ヶ嶺でスタートした。
登山口に至る林道わきでは早春にはあちこちで見かけるシロモジが咲いていた。
早春の樹木の花はなぜかこんな淡い黄色の花が多い。
1000m以上の山では、春はようやく始まったばかり。
こげ茶と白のツートンカラーもシックなサイゴクサバノオ。地味で小さい花なので、芽が慣れるまでは、咲いていることに気付かなかったりして(^^;)
こんなに可愛いのはこの時期だけで、直に伸びて可愛げがなくなるのは子供の成長と同じ。(^^;)
友人の話ではハシリドコロの毒を題材にした2時間ドラマを観たそうだけど、ハシリドコロは造花だったそう(^^;) 山の花ですから、掘りとるわけにはいかないし、生の花は直ぐに萎れるので、ドラマには使えないということでしょうが、造花では興ざめですね。
剣山でもよく咲いているが、今年はうまく花の時期に遭えたのは、この皿ヶ嶺のものだけ。これも時期が早く、咲いていたのはこの固体だけというラッキーさです。