なんといってもこの秋いちばんの出会いはこのイヌセンブリとの出会いだった。
県によっては絶滅危種に近い扱いになっていることもあるそうで、それが何気ない散策で見られたのだから幸運だった。近くに私の大好きなキッコウハグマが群生する場所もあり、その後も二度ばかり訪れることになった。
アサマリンドウでもなくツルリンドウでもない普通のリンドウに出会ったのも三年ぶりかな。こちらの山ではたいていはアサマリンドウを見ることのほうが多くて、この身近な低山でリンドウと出会えたのは、軽い驚きだった。
この低山の山頂一体で正しく群生をしていたヤマラッキョウ。ヤマラッキョウも去年までは名前は知っていても何故か実物を見ることが出来なかったのに、今年はあちこちの山で見ることが出来た。しかし、このときに見た群生が一番素晴らしかった。
棘のないアザミと憶えておくと間違いがなさそうだ。
タンキリマメは9月に花を撮影したのがあったが、アップし忘れたので、赤い実のほうをアップしてみる。
これもツルリンドウと同じで実のほうが目立っていると思う。
外来種で、最近どんどん増えているようだけど、このオレンジ色の花の色が気になって仕方がないベニバナボロギク。
ビナンカズラとも言うようで、そうそうどこにでもはないので、見つけると嬉しくなる。