今年の春から夏にかけては天候に恵まれたので、登りやすかったように思う。
03年秋から久しぶりで愛媛の笹ヶ峰にも登ってみた。が・・・、いろいろな事情でピークまで行けなかったのは残念だった。もっとも、中学のときにピークは踏んでいるので、何がなんでも完登を目指すと言うわけでもない。途中のブナの新緑などを楽しめたら、目的の半分以上は達成したようなものだね。
ギンランだろうか?それともササバギンランだろうか?
登山道の真中に生えて来ているというのに、誰にも踏まれることがなかったのか、清楚に咲いていた。ギンランは今まで二度ほどしか見ていないが、普通は林の中で咲いているのではないだろうか?
四国では春にはよく見かけるチャルメルソウ。ちょっと湿っぽい場所や沢沿いなどに、たくさん咲く。地味な花だが、葉っぱを見るとツボサンゴと良く似ていて、ユキノシタ科だとわかる。
笹ヶ峰は登り始めは杉の植林の中を歩くが、1時間ちょっと登るとブナやモミジの自然林が始まる。このブナの新緑の中に身を置くことができたのは大きな喜びだった。花はたとえ一つも咲いてなくとも、これが見られただけで満足というもの。
初夏の山では良く見かける。葉っぱに特徴があるので、花が咲いてなくともそれとわかる。
8合目付近に建つ、山小屋、丸山荘。私が中一のときに泊まったのもこの丸山荘だった。確か小屋の前で記念撮影したはずだが、そのときの写真はどこにいったのだろう?
手前に咲いているのは小屋の敷地に植わっている石楠花。笹ヶ峰ピークは画像でもわかるように女性的な山容だ。
この付近は海抜1700はあろうか?5月下旬に入っているというのに、ようやくダケカンバの芽吹きが始まったばかりだった。