7月に私の庭と畑で咲いた花は、4月に比べると種類では5分の1もないようだ。
もともと花の種まきは秋には50種類以上も播くし、球根もかなりの種類を植え込むのに、春に播く花の種といったら5種類ほど。球根にいたっては、今年はグラジオラスさえ植えなかったのだ。
バーベナは這い性のものはよく売られていて、グランドカバーなどに植えられているのを見るが、これは立性のもの。種は04年にネット花友さんのprimroseさんにいただいた。大事をとって畑に地植えと、鉢植えのと両方に分けた。
ピンクの可愛い小花が穂のように咲きあがり、花の少ない時期に重宝した。宿根草らしい。
04年夏に植えておいたものが、家中のあちこちからこぼれ種で出てきた。この芝生花壇の株は今もなお咲いているようだ。
ともかく丈夫で、花は割合可愛いのだけど、雑草並みの繁殖力なので、少し抜く必要がある。
私がこの家にきたときから植わっていたモントブレチア。(ヒオウギズイセン)朱色の花が暑い時期に咲きあがってくる。
クロコスミアとも呼ぶらしいが、ルシファーのように大きくはならなくて、草丈50~60センチのごく普通のもの。
お隣りさんから15年程前に株分けしていただいたヒメヒマワリ。正式な名前があると思うのだけど、思い出せない。乾燥にも強く、真夏の暑さにもへっちゃらでよく咲いてくれる。最近、サカタかタキイのカタログでも見かけるようになった。花もちは悪いが、切花になる。
オレンジ色のテンニンギクとピンクのバーベナハスタータ。畑植えのもの。
テンニンギクは15年程前にBISESという雑誌に載っていて、種を探して播いたもの。その後は毎年こぼれ種で更新している。多年草だが、ずっと植えていると草姿が乱れるので、時々更新したほうがいいようだ。テンニンギクはすごく丈夫で、花が咲かないのはうんと暑いときとうんと寒い時だけ。
04年秋に里山で種採取して播いておいたアキノタムラソウが咲いた。アキノタムラソウというけど、実際は山でも7月から咲いている。花期がずいぶん長く、秋にはまた株元から花芽が上がって咲いてくれる。
半額処分の球根を買って植え付けたのが03年のこと。植えっぱなしで毎年ちゃんと咲くパイナップルリリー。全体の姿がパイナップルみたいでユーモラスだが、全体像は8月のフォルダーに入っているのかな?