昨日もミツマタの蕾がやけに大きくなってきたなぁとは思った。
でも、覗き込むまではしなかったのだった。
先ほど、畑に出たとき、しゃがみこんで下から蕾を覗き込んだら、びっくり、花が咲いていた。花が下を向いて咲くので、上から見る分には気付かないのだった。
何度もブログには書いているけど、この場所には秋までベニバナミツマタが咲いていた。
二年前に買った株だったが、綺麗な花を幾つもつけてくれたのに、05年10月に突如、枯れ始めた。そこで、晩秋にもう一度。鬼無の園芸店に出向いて買い求めたのがこの株だ。ミツマタは名の通り、毎年枝先が3つに分かれる。だから、株を見ればその木が何年目の株なのかはっきりわかる。
うちの株は3×3になっているから今年で三年目らしい。
花芽も律儀に一つの枝先に1つずつついている。だから、我家のは9つの蕾があるということだ。紅花ミツマタのほうはもっと花数が多かったように思うがこちらは株がまだ小さめのようで、今年葉花が9つだけど来年は9×3で27個になる予定(^^;)
樹形も放っておいてもそういう次第だから整う。
セツブンソウ自生地付近の山にもミツマタの木が時折見られたから、中国山地にも自生するらしい。しかし、山の中だからまだまだ蕾は固そうだった。高知の福寿草自生地にもそういえば生えていた。石灰岩を好むのかも知れない。
自宅の庭の沈丁花もかなり蕾が膨らんでいるが、それでも開いてはいない。手前の綿毛はツワブキのもの。
白の沈丁花も今年は蕾の数は多いが、まだそれほど膨らんではいない。
これも今年は花が遅くて、まだままだかと待っている寒アヤメが、今日見てみたら、花色の紫がこぼれている。やった~、後少しだね。
しかし、これは株分けしたほうの株で、親株のほうは花はまだしばらく後になりそうだ。