アスファルト上にスミレを見る

野草観察もこの春で6年目に入った。

狭い県内を6年間も車で走っていると、大体、どこに、何時、何が咲いているかがおぼろげながらわかってくる。この時期、路上で観察できるのは中央分離帯や道路端で咲いているスミレなどだ。所用で毎年スミレが咲いている場所を走ることになった。

この前通った時にはスミレの花は全然見当たらなかったのに、今日はちらほらと咲いている。車をとめて早速撮影する。

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この場所でスミレを見かけて、もう10年以上が経つ。毎年、スミレの時期には車をとめて見ずにはおれない。

Dsc02177 スミレの花の下の黒っぽく見えているのはアスファルトだ。スミレはどういうわけかこんなアスファルトの隙間みたいなところを好んで生えてくる。

Dsc02180 葉っぱはこの画像がよくわかるだろうか?

スミレ検索サイトで検索してみたら、どうやらこれもコスミレのようだ。

Dsc01780_1 こちらは先週、満濃池周囲で見かけたスミレ。

比べると花も葉もよく似ている。むしろ花よりもこの切れ込みのあるハート型の葉で同定できそうだ。そして、この比較的早い時期に咲くと言うこと。

それにしてもスミレはほんとに愛らしい。こんな愛らしい花がアスファルトの上で見られるのだから、春はやっぱり素晴らしい。

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