皿ヶ嶺、その後、ジロボウエンゴサク

昨日は野草友達のRさんと、この春二度目の皿ヶ嶺に行ってきた。

もともとは岡山と鳥取の県境にある岡山森林公園にイワウチワを見に行く予定だったのが、今年は寒くて花が遅れていると言う情報があり、急遽、皿ヶ嶺に変更にしたのだ。

予報ではそれほど良さそうな天気ではなかったのに、朝から青空が広がり、気分もっすっきり。待ち合わせ場所でRさんを拾い、そのまま高速に乗る。

川内インターまでは2時間弱。道中目にする山肌は桜もミツバツツジもほぼ終わり、この時期はなんと言っても朱赤のヤマツツジが新緑の中で存在を主張する。

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Dsc00219 これは下山後に上林から撮影した皿ヶ嶺画像。皿ヶ嶺は標高700mより上はほぼ自然林なので、この時期はまだ芽吹きの始まっていない木々で山全体が茶色に見える。

登山口までにも、ところどころで花が楽しめる場所がある。フウロケマン、ツルカノコソウなどだ。そして↑画像は、やはりそんな道中に咲いているジロボウエンゴサク。今年、お初の出会いで嬉しくなる。丁度7分咲きというとおろだろうか。一番綺麗な頃に見ることが出来た。

Dsc00991jirobou かなり広い範囲でジロボウエンゴサクが咲いていて、こんなにたくさんの花を見たのは私も初めてだ。朝露をまとった姿は初々しい。

Dsc00994_1 同じ場所でツルカノコソウやフウロケマンも咲いている。黄色のフウロケマンと紫色のジロボウ君のツーショット。

フウロケマンはこの場所ではまだ充分に咲きあがっていない。

Dsc01000_3 香川の山でも見かけたネコノメソウ。私はヨゴレネコノメだとばかり思っていたが、Rさんの話ではニッコウネコノメだそう。さてネコノメソウの仲間も同定に頭が痛い。

ま、難しいことは考えずに花を楽しむとしよう。

Dsc01009_1 去年の4月13日に同じ場所で蕾を撮影していたこの花はどうやらホソバノアマナらしい。ここでしか見たことがない花だ。しかもこの1株だけ。

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