徳島花散策、ツツジと新緑

足元の可憐な花から目を頭上に転ずると、そこには芽吹き後間もない新緑の林。そしてその中に点在するミツバツツジがいいようもないほど美しい。

Dsc00934

この山のツツジは香川の低山で見かけるコバノミツバツツジと違い、ピンクではなく紫色に近いピンクの花を咲かせていた。

Dsc00949_2トサノミツバツツジというのは皿ヶ嶺にも生えているし、高知ではよく見かけるそうだが、一方でアワノミツバツツジと言うのもあり、そこまでの見分けはとてもつかない。

植栽されたものではあるがドウダンツツジも咲いており、また今蕾をつけているのはオンツツジと思われる。徳島の山はオンツツジが群生することでも有名だ。

Dsc00832_1 カタクリの咲く上にはヒメシャラなどの雑木林。画像中の赤っぽい幹がヒメシャラだと思う。

Dsc00850_2 萌え出でたばかりの新緑の清々しさ。

たとえ花が一輪も咲いてなくとも、この新緑を見るだけでも充分満足できそうだ。

Dsc00879_3 新緑の中を通っている遊歩道。

Dsc00919 林の中でところどころ紫色にミツバツツジが咲く。

Dsc00963 少し下ったところにある遊歩道。

Dsc00968_3 シロモジの新緑。

Dsc00935_1 コバノズイナだろうか。アメリカ原産のこ花は植栽されたものだろうか?

Dsc00870 ヤマシャクヤクの群生する場所で花を咲かせていたツクバネウツギ。高山でも見かけるが、ここのものはなかなか綺麗でした。

5月は卯月。そろそろ卯の花=ウツギの仲間もたくさん見かけ始める季節だね。

Dsc00981_4 山の麓で咲いていたモチツツジ。

モチツツジは低山にしか咲かないようだ。

Dsc00994_2 そして3日には蕾しか見ることの出来なかったマルバウツギが日当たりの良い沢沿いの車道傍らででは早くも咲いていた。

コメント(4)