徳島花散策、ミヤコアオイほか

この山域にはウマノスズクサの仲間のミヤコアオイもずいぶんと多かった。

私はこの仲間がどうも苦手で、なかなかわからないのだが同行のRさんに見分け方を教えていただいた。

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株元の落ち葉を掻き分けて見ることの出来た花。

花口の部分が著しくくびれているのがミヤコアオイの特徴なのだそうで、なるほどくびれがはっきりわかる。

Dsc00962_1 葉っぱはこんな風に斑入りの葉っぱで、この山ではあちこちで見かけた。画像のミヤコアオイの直ぐそばに見えるカタバミみたいな発破はコミヤマカタバミの葉。

Dsc00960 Kさんにミスミソウがこの山で咲くと教えられて驚くが、実際にこの目で葉っぱを確かめたので、これはもう疑いようがない。

香川で見るものはケスハマソウだがケスハマソウは低山で咲くが、ここは標高もかなり高いので、ミスミソウも分布するのだろうか。ミスミソウといえば、直ぐに新潟などの豪雪地帯をイメージする私には、ちょっとしたカルチャーショックだった。Kさんによればここのミスミソウは花色は白だけとか。

Dsc00940_1 普通は木陰などで見ることの多いアマドコロが何故か日当たりの良い草地で咲いている。ホウチャクソウも所々で見かけたが、ここのは草丈精々20センチと可愛かった。

Dsc00936_1 ミツバツチグリがびっしりと生えている遊歩道。

Dsc00971_2 テイショウソウやショウマの仲間の葉もたくさん見かけたから、秋にも花を楽しめそうだ。

Dsc00972_5 山のふもとで見かけたウスバシロチョウだろうか。交尾の季節のようだった。

Dsc00937_1 比較的乾燥した場所だと思うが、ツボスミレもあちこちで群生していた。

Dsc00977_3 山のふもとではすでにアザミが咲いて、初夏の様相だった。麓で多くみたものはやっぱりキンポウゲと、シャガだった。

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