山頂付近を散策して車を置いた場所まで下る。
この時期は山アジサイの仲間がよく目につく。
樹木の花もエゴの木の花などが楽しめる。オンツツジはすでに終わっているが、山ツツジはまだまだあちこちで赤い花を見かける。
ふと何気なく道の傍らを見てみたら、白い小花が咲いている。
↑画像はずいぶん接写しているが、小さい小さい花で花の直径は1センチもないだろう。
こんな花は今まで実物は勿論、ネット画像や野草掲示板でも見たことがない。
葉っぱが変わっていて、キクのような形をしている。花だけ見れば、5弁で一見、ニリンソウみたいな感じだ。
大きさが分かりやすいように携帯をそばにおいて撮影してみた。いかに小さいかがお分かりいただけると思う。
群生は小さいがそれでも全部で花は10輪ほど咲いていた。
ニリンソウと違って、ちゃんとガクヘンがあるから、白いのは花弁ということだ。
昨日は帰宅してからも仕事があったので、深夜にこの花の名前を調べてみた。最近は、検索にすごく困ったと言うことはないのだけど、先ず、科名がわからず、私の山渓ハンディ図鑑「山に咲く花」のページを片っ端からめくっても見つけられない。
仕方なくネット検索で検索サイトを3つばかり調べる。二つには記載がなかったが、残る一つに白い花、花弁が5枚と言うものの中にキクガラクサの画像を発見。1時間近く調べてようやく判明したのだった。因みに私の図鑑には載ってなかった。逆にキクガラクサでネット検索するとレッドデータブックばかり出てくる。私が見た中では香川、愛媛。徳島で絶滅危惧2類のようだった。