タツナミソウはコバノタツナミソウもシソバタツナミソウも好きだけど、このオカタツナミソウはあまり群生することなく一本、一本がぽつりぽつりと咲いていることが多い。
オカタツナミソウの名前を初めて聞いたのは、10年程前のお茶会の茶花の説明だったか・・。その頃からタツナミソウという響きに憧れを抱いていた。
燦燦と輝く太陽の下で咲くのは見たことがなくて、オカタツナミソウとの出会いを思い出すと、やっぱり梅雨空のどこかどんよりとした空の下を思い出す。
黄色のニガナとの取り合わせがこの時期にしてはカラフルだ。
オカタツナミソウは山の中腹ぐらいから見かけるが、こちらは麓の草叢で咲いていたアカツメクサ。アカツメクサはいわゆる雑草だけど、それでもちょっと山に近い場所にこなければ見ることは出来ない。
昔、父がこの花を生けていたのを思い出す。
これも雑草扱いだけど、よく見るとなかなか可愛い花だ。
この季節には珍しい花ではないけど、この前の銅山越えで撮影に失敗したので、今度はちゃんと撮れて安心した。
キク科の花が3つ続いた。
コマツナギは8月には咲いていたような記憶があるけど、こんな早くから咲くものだったろうか?
ミヤコグサも地域によっては群生しているが、まったく見ない年もある。
この鮮やかな黄色は6月の花としては珍しいかも知れない。