6月の花散策にて、シロドウダンなど

初夏は樹木の花が多く咲く。

四国の山の尾根や稜線にはシャクナゲ、ミツバツツジ、アケボノツツジなども多いが、ドウダンの仲間もまた多く見られる。

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シロドウダンは今まで蕾しか見ていなかったのが、初めてちゃんと咲いているのが見られた。まるでイヤリングみたいに5~6個の花が垂れ下がって咲いている姿はとても愛らしい。

Dsc00737_1 接写してみた。花弁の縁にギザギザの切れ込みがあって、まるでチューリップをさかさまにしたような花の形。勿論大きさは全然違うけど。

開いてもこんな壷のような形で、蕾のときは緑色をしているので、よく見ないとわからない。これだけ白くなると開花していると言ってよいのかな?私も今年初めて見たので、様子が良くわからない。

Dsc00752_4 こちらはうっすらと色がついている。

色は白から濃い赤までいろいろなバリエーションがあって、直ぐ近くに生えているので、シロドウダンとベニドウダンが交配したものだろうか?

Dsc00757_1 こちらはベニドウダン。ずいぶん鮮やかな紅色の花が見事だったが、木の高さが5mもあって望遠で撮影するよりない。

Dsc00763_1 これも望遠画像だが少しは雰囲気がおわかりいただけるだろうか?

こんな具合にあちこちで白と赤のイヤリングがぶら下がっていて、歩いているだけでも楽しい。

Dsc00760_1 これは丁度シロドウダンとベニドウダンのあいのこみたいな色合いだった。こういうのをカイナンサラサドウダンというのだろうか?サラサドウダンは花の着き方がまた違うのだとか。

Dsc00756_2 シロドウダンを少し引いて撮影したもの。

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シロドウダンをもう一枚。

かなりの密度でこのドウダンが生えている。

今年は春から初夏にかけて何種類ものツツジを見たが、見納めになるにふさわしいツツジだった。

来年も是非見に行きたい樹木の花にリストアップしておこう。

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