そろそろ自宅の畑のツユクサも咲いてきたけど、先日、末っ子が母のお手伝いをするというので、朝から車で送っていた。
もう少しで実家に着くという頃、田んぼの中に蓮田が見えてきた。
そんなに朝早くの蓮の花を見たことがなかたので、あまりの綺麗さにうっとり。
私の住んでいる市内でも蓮田は結構あったはずだけど、ここ最近、急速に宅地化して、今年はまだ蓮の花をまともに見てなかったのだ。
末っ子を迎えに行った夕方、再び蓮の花をよく見ようと車を道端の邪魔にならないところにとめたら、こんな珍しいツユクサ群生していた。
その日は夕方で花が萎んでいたので、今朝、野草友達をお誘いして、花が咲いている朝のうちにデジカメで撮影してきた。
青い花は普通のツユクサと形は同じだけど、色が淡目で大きさがひと回り小さい。
そして花をはさんでいるホウ葉が普通のツユクサに比べて毛深いのと、葉がツユクサの葉っぱよりかなり幅が広くて波打っている。
畳8畳分ぐらいの広さにびっしりとマルバツユクサが群生している。
普通のツユクサはうちの畑に数年前から生えてくるようになって、最初の年はそれは嬉しくて大事にしたけど、今ではものすごい蔓延りようなので、かなり抜いている。
このマルバツユクサは初めて見た花だし、今までどこでも見かけたことはなかったけど、この群生振りから見ると相当丈夫なようだ。
私の図鑑には記載がなくて、ネットで検索すると南方の島に多いらしく、海岸に近いところに自生とある。
この群生がある場所は海からは2~3キロで、ちょっと近くではキンゴジカなども見つけたことがあるし、コバノタツナミソウも自生する。
まだまだ咲き始めたばかりのようだったが、種を見つけることが出来た。
こちらはマルバツユクサの道を隔てて反対側に咲いている蓮の花。
撮影したのは10時ごろだが、ほんとはもっと早い時間がなんと言ってもつくしイ。
ツユクサと蓮の花・・・どちらも夏の朝の風物詩だね。