梶ヶ森で秋を満喫、その4、タカネハンショウヅルなど

集落の途切れた場所に大きなイチョウの木が生えていて、もう銀杏の実がいっぱいなっている。車道にも銀杏が落ちているようだ。

そのイチョウノ木の周囲を回り込むように、ヘアピンカーブを曲がると、そこからは集落はなくいよいよ山道だ。

途中、閉鎖されたレストランが一軒あるが、ここまで食事をしに来る人はちょっといないだろうな。四国は人口が少ないので、山の中の食堂や施設が成り立っていくのは大変だ。

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ガードレールそばに何か咲いているのが見えた。

9月末にも見かけたタカネハンショウヅルだ。あのときはまだ完全に開花してなかったけど、この日はバッチリ。ピンクの花弁(実はガク片)がクルリンと外側にカールしていてチャーミングだ。

Dsc00618_3 ガードレールの向こう側に本体があって、その辺の低木に絡み付いているのだけど、中にはガードレールのこちら側まではみ出して咲いている枝もあって、直ぐ近くで撮影出来る。

この前見たのは紫色だったけど、ここで咲いているのは色がほんとに綺麗。

Dsc00630 もう少し上で見た株では、咲き始めの花と既に咲き終わって実になりかけたものが隣り合わせだ。

Dsc00620_4 アキチョウジも道沿いにたくさん咲いているが、草刈にあってないようでどれも草丈が70cmほどもあって見応えがある。

Dsc00627_1 アケボノソウも道端に幾らでも生えている。

この画像の向かって左側の花はクリックして大きくしていただくと緑の丸い模様のところに花の蜜が盛り上がっているのが見える。Rさんに後で言われて私の画像も見てみたのだ。

こうして実物を見ると納得だ。

Dsc00627_2 蜜を出している花をアップしてみた。

Dsc00628_1 お約束のアケボノソウと蟻の画像。

蟻が緑の模様のところに蜜をなめにきているのだ。

Dsc00633 勿論、ツルニンジンも随所で咲いている。

香川で見かけるのと、ちょっと顔が違っていて面白い。

まるでキキョウの花のような形をしている。

そして、模様や色はあっさりめ。

Dsc00634_3 オオバショウマも道端でたくさん見かけた。

サラシナショウマに似ているが、花穂が細い。うっかりして、株もとの葉の画像を撮り忘れた。今ならオオバショウマとイヌショウマ、サラシナショウマの区別もつくだろうが、二年前だったら、多分わからなかっただろうな~。

キンポウゲ科サラシナショウマ属。

そう言えば、今年はとうとうサラシナショウマを見てない。

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