梶ヶ森で秋を満喫、その3、コシオガマなど

ヒキオコシの咲いている場所には何種類かの秋の野草がまだ咲いている。

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山の中を通っている林道の切り通しの法面には、いろいろな花が咲いている。

Rさんがコシオガマも咲いていると呼んでくれた。

ゴマノハグサ科コシオガマ属。ママコナなどと同じく、半寄生植物だそう。

優しいピンク色の花だ。コシオガマはここ3年ほど見てなくて、03年秋の笹ヶ峰で見て以来だ。今年の秋は散策の回数が多いので、久しく見てなかったものにも、再会できている。

Dsc00598 10月だというのにまだ咲いているクサアジサイ。

高知は雨の多いところで、今夏の猛暑と日照りにもかかわらず、植物のダメージが少なかったようだ。

Dsc00593_1 ミゾソバも天気がいいからか開いている。

花が大きくて、綺麗なミゾソバだ。

Dsc00597 画像がピンボケになってしまったので、まだましな部分だけを切り取ったゲンノショウコ。高知のゲンノショウコは赤花なんだな~~と、このときは思った。が・・・・

Dsc00602_1 しばらく進むと今度は白花が咲いている。

しかも1m離れた場所には赤い花が咲いている。

Dsc00625_1 そしてもっと進むと淡いピンクの花まで見つかった。

私が思っているだけだが、四国でも東の方ではゲンノショウコはピンクが出現する。

そして、愛媛、徳島、高知は赤花と白花が咲くが、香川では白花だけが咲くようだ。

Dsc00599_3 全体に白っぽい雰囲気のヤマジノホトトギス。阿讃山脈で咲くヤマジノホトトギスは斑入りの葉が多いが、ここのものは斑が入ってない。

Dsc00608_2 マツカゼソウはあちこちで群生していたが、標高1000m以上では花は終っていたようだ。画像のマツカゼソウは標高800ぐらいで見かけたもの。白いマツカゼソウに赤いミズヒキが鮮やか。

Dsc00609_1 アケボノソウが出現し始めた。

ここでもまだ咲き始めで、初々しい花に嬉しくなる。

Dsc00606_1 ヌスビトハギはさすがにすっかり実になっていた。この果実の形が盗人の足跡に似ているのでヌスビトハギという名前になったらしい。

Dsc00600_1 ↑の花たちは小さな集落のそばで撮影したものだが、この場所は北側の展望が望めるので眺めを撮影してみた。

南大王の福寿草の里の棚田が見える。

稲刈りヶまだ終ってない田んぼも半分ほどあるようだ。あの田んぼの畦道に2月末ともなると福寿草が咲き乱れる。

福寿草の記事はこちら

Dsc00601_3 目を北に転じると、小高い山が見えた。どうやら黒滝山(約1200m)らしい。

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